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クラリネット諸々

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愛するクラリネットとの関わりあれこれを綴りました。
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#吹奏楽

夢見るひとときをご一緒に

秋は様々な文化的イベントの多い季節である。『芸術の秋』なんていうほど大袈裟なものではなく…

在間 ミツル
1か月前
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また夏がやってきた

私が初めて吹奏楽コンクールというものが存在するのを知ったのは、遠い昔、小学生の時である。…

在間 ミツル
3か月前
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三連符、この悩ましきもの

今回ウチの楽団が選んだ課題曲のクラリネットの譜面には、これでもかというくらい三連符が出て…

在間 ミツル
6か月前
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定期演奏会

今日は所属している団の定期演奏会である。だからちょっと忙しい。関東に来てから早いもので三…

在間 ミツル
8か月前
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奏者泣かせ

吹奏楽の曲は一般的に、難易度が上がるとアクロバティックなことをさせられる頻度が高くなる。…

在間 ミツル
9か月前
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どうしても好きになれない

大阪に住んでいる人には阪神ファンが多いだろう。東京に住んでいる人は巨人ファンが、福岡に住…

在間 ミツル
9か月前
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音柄

人柄は態度や表情に表れるものだと思うが、楽器の『音』にも表れる。そんな言葉があるのかどうか知らないが、私は勝手に『音柄』という言葉を使っている。 但しプロの場合は、これがなかなか分からない。演奏技術が高い為、自らの出す音を内心に左右されない。楽器が本来の響きをちゃんと伝えるように吹く術を心得ているし、『自己主張』は曲の解釈においてのみ芸術的に示されるので、奏者の本来の姿は演奏と切り離されているからだ。 しかし、アマチュアはどうしても人柄がでてしまう。音そのものにもだし、演奏

古女房

私達吹奏楽愛好者の間でよくお互いに話題になるのが、 「もし今やっている楽器と違う楽器をや…

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屋外は辛いよ

オーケストラと違って、吹奏楽には屋外での演奏、というのがつきものである。まあ最近はオケで…

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『ロマネスク』のご縁

『ロマネスク』はアメリカの作曲家、J・スウェアリンジンが1982年に作曲した吹奏楽曲であ…

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初見大会

昨日の合奏は、定期演奏会に向けての初見大会だった。 『初見』とは文字通り、全く初めて見る…

19

スポ根は向かない

蒸し暑い日が多くなってきた。あとひと月ちょっとで夏の吹奏楽コンクールである。この日が近づ…

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ゆっくりで出来ないことは

何度か書いているが、私がクラリネットと初めて出会ったのは中学生の時である。しかし一年で吹…

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「つかみ」を揃える

吹奏楽をやっている人なら誰でも一度は演奏したことがある、という曲は沢山あるだろうが、中でも『宝島』(和泉宏隆 作曲、真島 俊夫 編曲)は多くの人に愛されている曲だと思う。 私も最初にお世話になったバンドから始まり、三つのバンド全てでこの曲を演奏している。最初のバンドでは1st、次のバンドでは2nd、次のバンドではバスクラをやったので、あとやっていないのはエスクラだけになる。 どうも今いる四つ目の楽団が、来年の演奏会のアンコールでこれをやりそうな雰囲気なので、そうなると目出度く