若さゆえ

偏ったり尖った考えをしてしまう、いわゆる厨二の癖がまだ抜けきれない今日だが、おそらく歳を重ねるごとにそんな尖って角張った四角形のような考え方は、徐々に角が削られていき丸くなっていくのだろう。だからなのか、世間一般(おそらく自分の物差し)でいうおじさんやおばさんは、僕のそんな偏見だらけでとんがった意見を聞くと、「まだまだ若いねえ。」などという皮肉まじりの加齢臭くさいことをのうのうと言ってくるだけで、相手すらしてくれない。本当にお前たちが若い頃は、僕みたいに自分の考えをはっきりと口に出して言える人間であったのか？

あー、はやく僕もおじさんになって、「まだまだ若いねえ。」と将来の僕みたいな厨二の青年どもに言ってやりたい。