Hayate

「いじけず 気にせず 期待せず」

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最近の記事

時計の針には戻せない僕たちの過去

好きなバンドが苦手になっている。 界隈で叩かれている。 でもそんなのは別にどうでもいい。 銀杏を汚すなだとか、そんなのは。 確かに綺麗になることは本人にとってプラスだし、悪いことじゃないと思う。 でも、それを売りにしてるのがなんか違うって思ってしまった。 それだけじゃない。 ティックトッカーになったあの子も。前に比べたら垢抜けて可愛くなったけど、そうじゃないの。 MCも入れずに爆音を鳴らし続けるあのライブを見て、あの音楽に触れて大好きになったはずなのに、最近の売り方がなん

    • シークレットロックンローラー

      これは、ムロフェスの帰り道に書いています。書かずにはいられない感情が育ってしまったので。2days通し、しかも1人でね。炎天下の中で56バンドも見ちゃったんだ。ここには自分の大好きなバンドたちの音楽、懐かしいあの時にたくさん聴いていた音楽、これからライブハウスでたくさん聴きたい音楽、そのどれもが詰まっていた。 フェスに2日間も通しでソロで行くのは流石に初めてだった。知り合いが数人現地にいたフェス。でもその位がちょうどいいのかもしれない。本当の自分の好きな音楽と向き合えるから

      • 27さいでまた夢を見る 幼かった頃とはまた違う夢を

        • 純情は西へ東へ

          3連休の中日。予定のない最終日に向けて、2日目を終えたくなかった自分は飲酒徘徊へ高円寺に繰り出した。 ロータリーに溢れかえる人間。これでもかと喫煙所に詰まる煙。陽気な老夫婦。売れないバンドマン。素性のしれない若者たち。歌う酔っ払い。 1人で来たのに、どこか1人じゃなくて、汚い街なのに、なんか温かくて。 寂しい夜は寂しくない。この街に引っ越してきて本当に良かったんだなあ。

        時計の針には戻せない僕たちの過去

          相性はセンスよ

          何も教えてあげられなかった僕にPK Shampooとオレンジスパイニクラブという音楽を教えてくれた貴方へ。 数年前、貴方が教えてくれた音楽が今の自分を救ってくれています。自分の生きる理由です。 ある日を境に貴方をどこかでシャットアウトしてしまっていた自分がいました。間違いなく今の自分を生かしてくれているのに。本当にごめんなさい。ずるくてごめんなさい。そしてそのまま数年も生きてしまってごめんなさい。 許して欲しいとは言わないです。でもわがままを言ってもいいのなら、もう一度

          相性はセンスよ

          行儀は悪くもないけど天気は良い

          お久しぶりです。 なんにも書く気が起きず、日常に書くこともなんにも起きず、いつの間にか半年近くも経っておりました。 そんは僕はと言うと、この半年で転職をし、髪はさらに伸び、あとは特に変わらず高円寺での日々を過ごしていました。 急に更新なんかしてどうしたんだ、そう思われるかもしれませんが、先日の日曜日。めちゃくちゃ天気のいい日曜日。僕が愛してやまないAマッソ加納さんの「行儀が悪いが天気は良い」というエッセイを読みました。正確にはまだ読んでいる途中です。 読み始める理由が見つ

          行儀は悪くもないけど天気は良い

          中央線沿いに住んだの

          お久しぶりです。更新怠ってごめんなさい。noteを書くきっかけを探しているのを理由に何も書かずにいました。 8月に延期になった東京初期衝動のトキョショキフェスへ行きました。10月から始まった仕事終わりだったので遅れてでした。 遅れていくライブって、ライブハウスの熱量が隙間から溢れていて、入るあの瞬間に自分が自分じゃなくなるような不思議な感覚になって、他にない高揚感があります。 トキョショキとは2019年に出会ってから長い付き合いで、ここ最近も色々とあったり、ある意味渦中

          中央線沿いに住んだの

          僕らが歌わない理由にはならないよ

          これから書くことは個人の主観だし、1人の音楽好きとして書かせてもらいます。 最近、Twitter、いやXですね。開けば目に入るのはロッキンのダイブモッシュについての賛否ばかりです。「ロックの文化なんだからダイブモッシュはあってもいいだろ」「じゃあダイブモッシュあるようなバンド呼ぶなよ」みたいな意見が沢山あって、心が疲弊してしまいます。 先に個人としての意見は、「ロッキンとかのいわゆるロキノン系フェスはダイブモッシュ禁止でいい」です。 前提として、ルールがあって、しかもそ

          僕らが歌わない理由にはならないよ

          朝焼けの最後キルラジオとタンジェリン

          本当に大切なものに対して、 どんなに大切でも、どんなものでも、 ずっと同じベクトルの好きを注ぐことは とても難しいことなんです。 世界でいちばんすきなものより 僕は世界でいちばん失いたくないものが 最も大切なものなんだと思いました。 失いたくない、そう思ったものは絶対に手放してはいけません。 そうやって自分に言い聞かせる夏の夜です。

          朝焼けの最後キルラジオとタンジェリン

          いじけず 気にせず 期待せず これが人生のモットーです。

          いじけず 気にせず 期待せず これが人生のモットーです。

          君と二人の夢を見る

          夏の匂いがした。陽射しが痛くなった。 衣替えもままならないのに、季節が回り続けて、 梅雨とかいう季節が終わる頃には、僕はまた1つ歳を重ねる。 いくつになっても、傘を持ち歩くのは苦手で、 家を出る時に雨が降っていなければその日の雨予報なんて信じずに丸腰で出掛けてしまう。 歳をいくつ重ねても、心はまだまだ子供で、 ひとり立ちしてるように見せていて、 まだまだガキンチョな依存体質。 強がりで、欲張りで、小さな僕ですら寂しい夜はベッドが大きく感じてしまう。 文章に残せば、誤魔

          君と二人の夢を見る

          間違ってしまう僕も許してやってくれよな

          興味が無くなった。 訳じゃない。 聴かなくなった。 訳じゃない。 僕はマルチタスクが苦手だから、あれもこれもと同時にたくさんのことが出来ない。あっちいったりこっちいったり、器用なことが出来ない。 大切なバンド。僕の青春を間違いなく彩ったのはこのバンドだし、どの音楽よりも聴いてきた自信もある。 vol.5から密かに通いつめていた彼らのライブツアーはもうvol.15になったらしい。 はじめて行かなかった。行けなかったというのもあるけど。 僕には大切なものが増えすぎ

          間違ってしまう僕も許してやってくれよな

          君は奇跡 僕に起きたミステリー

          君のこと誰も選ばないように 君よ 太れ もっと 太ってくれ 僕は社会人になって3年が過ぎた。 アルバイトから続けてきた期間も含めたら6年。 色々とあって、転職を決意した。 今まさに格闘中。絶賛。 明るい未来に向けての我慢期間。 貴方ともっとずっと過ごす為に。 君はこの春から社会人に。 6月からの配属が地方になっちゃうんじゃないかって 君以上にソワソワして落ち着かない春。 環境が変わると、どうしても新しいものと出会う。 だから、君が攫われてしまうんじゃないかと 君がフワ

          君は奇跡 僕に起きたミステリー

          レイジーでもイカしてるモーニング

          心が苦しい。 スマートフォンみたいに 自分の容量なんてものは決まっているのに、 僕の中身は君でいっぱいで、毎日が君ばかり。 貴方は今どこでどんな表情で何を思うのか、 そんな事ばかり気になってしまって、 一緒に居ない時には、全てが捗らなくなって、 人生とは難しいなあなんて感じたりもする。 おはようの瞬間からおやすみのひと言まで、 なんならおやすみを交わした後からおはようの朝まで、貴方のことが頭の中をぐるぐると駆け巡る。 世界を君とそれ以外とに分けたとしても、ぼくはほかのそ

          レイジーでもイカしてるモーニング

          好きすぎて好きすぎてめちゃくちゃになったんだ

          雨が降りそうで降らない帰り道。 治りそうで治らない風邪。 どっちつかずな色々がもどかしくて仕方がない。 1人でなんだか落ち着かないまま毛布にくるまってベッドの上でこの文章と向き合って感情を羅列しては意味もなくタイムラインを流し見していいねも付けずに行ったり来たり。 自分が大切にされたいなという気持ちがあるのはもちろんだけど、相手の元々持っていたコミュニティも大切にして欲しいというのはずっと思っている。束縛したいとかそんなのは全くなくて、貴方の今を構成してきた人達のことだか

          好きすぎて好きすぎてめちゃくちゃになったんだ

          空の青さよりもっと、夜の黒さよりも確かに

          愛しい日々が続いていく。 こんな日の先には、なんでもない日を重ねていきたい。 貴方の温度に慣れてしまいすぎて、 その温度に触れられない夜はどこか寒くて、 寂しくて、不安に襲われてしまう。 たくさんの優しさと愛情を注いでくれて、 水と土と光を与えられて土からほんの少しだけ芽を出した草木の気持ちが少しだけわかった気がした。 どこか乾いてしまっていた僕の心は、 いつの間にか潤っていたし、 少しずつ心と掌に温もりを持つことも出来た。 過去に囚われてしまっていた僕らは、 現在に

          空の青さよりもっと、夜の黒さよりも確かに