Hayate

「いじけず 気にせず 期待せず」

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  • ワイの月刊プレイリスト

    毎月のプレイリストです。 オススメのオシツケです。

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うなずく君と溶けたパピコ

気付けば2023年も1ヶ月半が終わっていた。 あっという間ながらに、ぎゅーっと凝縮された充実した日々を過ごしている。 どんなに好きな音楽でも、消費はされてしまう。消費される音楽なんかになりたくない!なんてよく言ってるバンドマンがいるけど、少なからず、その時に聴いた感情と同じ感情で聴ける事は二度とないと思う。だから、音楽は悲しいけれど消費されるものなんじゃないかな。それでも、その時にしかない感情を代弁してくれるのは音楽だろうし、僕はそんな音楽を抱きしめて暮らしている。 音楽

    • 行儀は悪くもないけど天気は良い

      お久しぶりです。 なんにも書く気が起きず、日常に書くこともなんにも起きず、いつの間にか半年近くも経っておりました。 そんは僕はと言うと、この半年で転職をし、髪はさらに伸び、あとは特に変わらず高円寺での日々を過ごしていました。 急に更新なんかしてどうしたんだ、そう思われるかもしれませんが、先日の日曜日。めちゃくちゃ天気のいい日曜日。僕が愛してやまないAマッソ加納さんの「行儀が悪いが天気は良い」というエッセイを読みました。正確にはまだ読んでいる途中です。 読み始める理由が見つ

      • 中央線沿いに住んだの

        お久しぶりです。更新怠ってごめんなさい。noteを書くきっかけを探しているのを理由に何も書かずにいました。 8月に延期になった東京初期衝動のトキョショキフェスへ行きました。10月から始まった仕事終わりだったので遅れてでした。 遅れていくライブって、ライブハウスの熱量が隙間から溢れていて、入るあの瞬間に自分が自分じゃなくなるような不思議な感覚になって、他にない高揚感があります。 トキョショキとは2019年に出会ってから長い付き合いで、ここ最近も色々とあったり、ある意味渦中

        • 僕らが歌わない理由にはならないよ

          これから書くことは個人の主観だし、1人の音楽好きとして書かせてもらいます。 最近、Twitter、いやXですね。開けば目に入るのはロッキンのダイブモッシュについての賛否ばかりです。「ロックの文化なんだからダイブモッシュはあってもいいだろ」「じゃあダイブモッシュあるようなバンド呼ぶなよ」みたいな意見が沢山あって、心が疲弊してしまいます。 先に個人としての意見は、「ロッキンとかのいわゆるロキノン系フェスはダイブモッシュ禁止でいい」です。 前提として、ルールがあって、しかもそ

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          5本

        記事

          朝焼けの最後キルラジオとタンジェリン

          本当に大切なものに対して、 どんなに大切でも、どんなものでも、 ずっと同じベクトルの好きを注ぐことは とても難しいことなんです。 世界でいちばんすきなものより 僕は世界でいちばん失いたくないものが 最も大切なものなんだと思いました。 失いたくない、そう思ったものは絶対に手放してはいけません。 そうやって自分に言い聞かせる夏の夜です。

          朝焼けの最後キルラジオとタンジェリン

          いじけず 気にせず 期待せず これが人生のモットーです。

          いじけず 気にせず 期待せず これが人生のモットーです。

          君と二人の夢を見る

          夏の匂いがした。陽射しが痛くなった。 衣替えもままならないのに、季節が回り続けて、 梅雨とかいう季節が終わる頃には、僕はまた1つ歳を重ねる。 いくつになっても、傘を持ち歩くのは苦手で、 家を出る時に雨が降っていなければその日の雨予報なんて信じずに丸腰で出掛けてしまう。 歳をいくつ重ねても、心はまだまだ子供で、 ひとり立ちしてるように見せていて、 まだまだガキンチョな依存体質。 強がりで、欲張りで、小さな僕ですら寂しい夜はベッドが大きく感じてしまう。 文章に残せば、誤魔

          君と二人の夢を見る

          間違ってしまう僕も許してやってくれよな

          興味が無くなった。 訳じゃない。 聴かなくなった。 訳じゃない。 僕はマルチタスクが苦手だから、あれもこれもと同時にたくさんのことが出来ない。あっちいったりこっちいったり、器用なことが出来ない。 大切なバンド。僕の青春を間違いなく彩ったのはこのバンドだし、どの音楽よりも聴いてきた自信もある。 vol.5から密かに通いつめていた彼らのライブツアーはもうvol.15になったらしい。 はじめて行かなかった。行けなかったというのもあるけど。 僕には大切なものが増えすぎ

          間違ってしまう僕も許してやってくれよな

          君は奇跡 僕に起きたミステリー

          君のこと誰も選ばないように 君よ 太れ もっと 太ってくれ 僕は社会人になって3年が過ぎた。 アルバイトから続けてきた期間も含めたら6年。 色々とあって、転職を決意した。 今まさに格闘中。絶賛。 明るい未来に向けての我慢期間。 貴方ともっとずっと過ごす為に。 君はこの春から社会人に。 6月からの配属が地方になっちゃうんじゃないかって 君以上にソワソワして落ち着かない春。 環境が変わると、どうしても新しいものと出会う。 だから、君が攫われてしまうんじゃないかと 君がフワ

          君は奇跡 僕に起きたミステリー

          レイジーでもイカしてるモーニング

          心が苦しい。 スマートフォンみたいに 自分の容量なんてものは決まっているのに、 僕の中身は君でいっぱいで、毎日が君ばかり。 貴方は今どこでどんな表情で何を思うのか、 そんな事ばかり気になってしまって、 一緒に居ない時には、全てが捗らなくなって、 人生とは難しいなあなんて感じたりもする。 おはようの瞬間からおやすみのひと言まで、 なんならおやすみを交わした後からおはようの朝まで、貴方のことが頭の中をぐるぐると駆け巡る。 世界を君とそれ以外とに分けたとしても、ぼくはほかのそ

          レイジーでもイカしてるモーニング

          好きすぎて好きすぎてめちゃくちゃになったんだ

          雨が降りそうで降らない帰り道。 治りそうで治らない風邪。 どっちつかずな色々がもどかしくて仕方がない。 1人でなんだか落ち着かないまま毛布にくるまってベッドの上でこの文章と向き合って感情を羅列しては意味もなくタイムラインを流し見していいねも付けずに行ったり来たり。 自分が大切にされたいなという気持ちがあるのはもちろんだけど、相手の元々持っていたコミュニティも大切にして欲しいというのはずっと思っている。束縛したいとかそんなのは全くなくて、貴方の今を構成してきた人達のことだか

          好きすぎて好きすぎてめちゃくちゃになったんだ

          空の青さよりもっと、夜の黒さよりも確かに

          愛しい日々が続いていく。 こんな日の先には、なんでもない日を重ねていきたい。 貴方の温度に慣れてしまいすぎて、 その温度に触れられない夜はどこか寒くて、 寂しくて、不安に襲われてしまう。 たくさんの優しさと愛情を注いでくれて、 水と土と光を与えられて土からほんの少しだけ芽を出した草木の気持ちが少しだけわかった気がした。 どこか乾いてしまっていた僕の心は、 いつの間にか潤っていたし、 少しずつ心と掌に温もりを持つことも出来た。 過去に囚われてしまっていた僕らは、 現在に

          空の青さよりもっと、夜の黒さよりも確かに

          なんでもいいけど寒くはないかい

          甘い甘い甘い甘い甘ったれたこの生活が続いたらいいな、とFOMAREが歌う。ほんとにその通りだと僕は呟く。 寒さと温かさの入り交じった、濃くて満ちた冬が終わってしまいそうで、春が来ることは嬉しいはずなのに、何処かに寂しさも覚える。 最近の敵は花粉。 永遠の敵は君の過去。 もちろん君の敵も僕の過去だと思う。 過去ってなんであんなに憎くみえてしまうんだろう。 そんな悪くはなかったはずなのに、 今が輝き出すと過去はどうしても邪魔になって仕方がない。 知りたくなくて、受け

          なんでもいいけど寒くはないかい

          友情も愛情も超えてもはや宗教

          音楽好きにとって、目を背けたい現実や聞きたくないニュースが続いている。 耳に入れたいのは、大切な音楽だけでいいのに、その大切な音楽を作り出してくれている人々を失った現実をこれでもかと突きつけてくる。 大切な人や存在はやっぱり失いたくなんてないし、 1分1秒でも長く触れていたい。 今日もライブに行って、この音楽を愛した自分は間違ってなかったと安心して、 失いたくないのはこれなんだと確信した。 絶対失わない。もう何もかも。 愛する人、場所、音楽、思い出。 今日のライブ、

          友情も愛情も超えてもはや宗教

          冷えた僕の手が君に触れた

          宙ぶらりんな右手だったり左手だったりが妙に落ち着かなくて、ポケットに詰め込んでみても、どこか行き場を失っている。 1人の時間が結構好きだったのに、たった数日、たった数時間ですら1人でいることを拒みたい自分に出会った。 自分の知らない自分を知っていく毎日。 確証のない未来を約束なんてしたくなかったのに、 気付いたら未来のその先まで見ているし、 意外と我慢しい性格な癖に、 なんでも我儘を言えてしまうし、 どこでなにをしていようと、 この人の為ならと駆けつけてしまう。 25

          冷えた僕の手が君に触れた

          当たり前だった毎日がただ恋しいだけなんだ

          2023年が始まった。正確にははじまってしまった。 年末はCDJに行かないと年なんて越せないなんてずっと思ってるのにずーっと仕事をして、仕事をして、仕事しかしていなかった。年を越してからの今も。勿論明日も。理想と現実はこんなにも違うのかとぐったりうんざり。 大晦日の仕事中は、CDJに行った彼女から逐一ライブのセトリとかを送って貰ってた。この曲ではじまった!とかこの曲やったの!?とか自分がCDJに行った妄想にふけながら仕事してた。そんなことで年末年始のふわふわ感を演出して仕事

          当たり前だった毎日がただ恋しいだけなんだ