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偽造在留カードを見分けるには,住民票を確認することが最も有効な理由【会社を不法就労から守る】

ここ最近,「在留カード偽造容疑で,〇〇人の男を逮捕」といったニュースを耳にすることが多くなりました。

毎年,何件もの偽造在留カードのアジトが摘発されおり,非常に精巧に偽造された偽造在留カードが見つかっています。あまりに精巧なので,警察官でさえ見破ることができないほどです。

私も,日々,入管へ申請するために外国人から在留カード(とパスポート)を預かりますが,正直,本物なのか偽物かなんてパッと見全然わかりません

しかし,私のような行政書士もそうですが,特に外国人を雇う会社は,在留カードが本物かどうかを確認することは極めて重要です。

なぜなら,偽造在留カードを持っていた外国人だけでなく,その外国人を雇っていた会社も罰則の対象(不法就労助長罪。3年以下の懲役,300万円以下の罰金)になるからです。そして,もし会社が摘発され社長が逮捕されると,会社は甚大なダメージを受けることになります。

それで,自己防衛のために,偽造在留カードを見分ける方法を知っていることはとても大切です。

では,偽造在留カードを見分ける最も良い方法はなんでしょうか?

それは,この記事のタイトルの通り

「住民票を確認すること」

です。

もう少し具体的に言うと,「在留カードに書かれている内容と住民票に書かれている内容が一致しているかを確認すること」です。

なぜ住民票を確認することが最も有効なのか

偽造在留カードを見分けるために,その外国人の住民票を確認することが最も有効なのはなぜでしょうか?

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