サントリーニ島でノマドワーカー的デジタルデトックス
この記事は、2017/04/24にブログに投降した記事をNoteに再掲したものです。
最近は、リモートワークなど「働き方革命」という言葉が日本でバズワードになっているそうですね。とても喜ばしいことです。
旅をしながら、大企業の広報やマーケティングをフリーランスで行なっているわたしは、働き方革命の最前線にいるのではないかと自惚れちゃいそうで不安です。
サントリーニ島には10日間いました。サントリーニ島は健脚な方なら端から端まで歩けるほど小さい島です。
実際に、Perissa(ぺリッサ:南東の海岸リゾート地域)から、Ioa(イア;白い建物が並ぶ北端のいちばんおおきな観光地)まで歩きましたが、8時間ちょっとしかかかりませんでした。8時間って富士山を登ることを考えたら大したことないですよね。
サントリーニ島は3、4日で十分
わたしは午前中働くし、かなりゆっくり観光するので、人より倍くらいの日数が必要なのですが、それでも5日間で飽きちゃいました。建物はきれいなんですけど、景色が似たり寄ったりなんですよね。
サントリーニ島の主な観光地は人気度の順でイア、フィラ、ペリゴス、ぺリッサです。ぺリッサは、ビーチリゾートでまだちょっと寒いせいか、レストランも売店も空いてないところがたくさんありました。
それでも、水着の美女はちょいちょいいました。ちなみに、水着の老女もたくさんいました。
ホテル、ホステルはフィラ一択
いつも通りまったく下調べせずに行ったのですが、今度ばかりはちょっと後悔です。4月のサントリーニ島はバスが2時間から1時間半に一本しかなく、終電も早いので、イアからぺリッサに戻るなら、7じくらいのバスに乗らなきゃいけません。つまり、夕日はギリギリ見れても、夜景は見れない・・・。
フィラからはバスの中央ターミナルなので、イア、ペリッサ、ペリゴス、空港、港などどこでも行けますが、例えば、イアからぺリッサに行くには、フィラでバスを乗り換えます。
そのバスの本数が少なく、定刻に来ることは滅多になく、終電も早いので移動がかなり制限されます。
というわけで、泊まるなら多少高くてもフィラ一択です。
イースター(キリスト復活祭)
ギリシャといえば、ギリシャ神話ですが、一般的な宗教はキリスト教のギリシア正教(英語ではオーソドックスと言います)です。日本ではカトリックやプロテスタントしか知られていませんが、キリスト教も仏教のようにたくさんの宗派があります。
ちょうどサントリーニ島にいた頃はイースターの時期だったので、イアで出会ったスコットランド人の女の子と参加してみました。キリストの聖なるお墓を牧師さんたちが担いで町中を練り歩き、その後ろを500人以上があるくという、お神輿にも似た行事でした。お神輿と違って掛け声はないし、厳かで静かですが。
その後、「肉解禁!(イースターの前は肉食は禁止)」ということでギリシャの伝統料理、シシカバブを食べました。見事に終電を逃したわたしは、まったく24時間チェックインのホステルが見つからなかったので、その子のホテルに泊めてもらいました。あっ。色っぽい話とかありません。下手に手を出そうとして追い出されたら、月明かりを頼りに8時間崖際をハイキングOR気温15度以下で野宿だったので、それどころではありません。
デジタルデトックス
残りの5日間は、フィラで買ったウクレレを弾いたり、絵を描いたり、ちょっとだけ仕事をしたり、波の音が聞こえる静かな民泊でのんびりと過ごしました。老後は、そういう生活もいいです。
次はクレタ島に行く予定だったのですが、ギリシャのリア充っぽい雰囲気がしんどくなったので、飛行機でアルバニアの首都ティラに行ってきまーす。
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