初心者向け弾き語りのコツ①〜キーを合わせよう〜
こんにちは。レッスン日記です。
(トレーナーとして、記録を書いていきます)
先日、これまでボーカルのレッスンを受けてくれていた大学生の男の子が
「ギター弾き語りをやってみたい」とギターを持ってきてくれました。
自分でもある程度練習はしていたけど、とある曲を仕上げたい&練習方法を知りたいとのこと。
一度演奏を聴かせてもらったら、思ったよりちゃんとできてるじゃん!ということで(ギター弾けたんなら先に教えてくれてもよかったんに!笑)
僕からアドバイスしたのは、
1)キーを自分の歌に合わせよう
2)ギター(楽器)と歌のリズムのバランスを合わせよう
3)最初のうちは、練習曲の難易度に注意しよう
という3つ。
一つずつ、詳細を書いていってみようと思います。
演奏するキーを「自分のキー」に合わせる
カラオケも同じですが
原曲のキーが必ずしも心地よく歌えるとは限りません。
声の音域というのは、人それぞれで違います。
アマチュアだからこれくらい、プロだからこれくらいということはなく、
個人差なので、自分に合う・合わないは当然あるわけですね。
(ただ一般的には、プロはトレーニングを積んでいて無理なく使える声の幅が広いので、高い音域まで出せる場合が多いです)
そして歌うときは、
自分に合った音域で歌うのが一番ストレスが少ない=体への負担が少ない
というわけです。
まずは自分に合うキーをカラオケなどで探して、
弾き語りをするときもそのキーに合わせて演奏することをおすすめします。
実際その生徒さんは原曲キーのまま歌おうとしていましたが、自分の音域では少々高くサビがすべてファルセット(裏声)になってしまっていたので、
少しキーを下げてみたらどうか、というアドバイスをしました。
どうやって変える?
では、具体的にどう変えたらよいか。
ギターの場合は「カポ」を使うと、わりと簡単にできます。
カポとは、こういうもの
ざっくり言うと、フレットに装着するだけで簡単にキーを上げられるよ、というもの。
ギターのフレットは、1フレットで半音なので、
+1したいときは1フレット、+2したいときは2フレットにカポを付けて
あとは原曲と同じコードを弾くだけです。
(もともと原曲にカポがついている場合は、そこからプラスすればOK)
注意点
ただ、一つ注意点があります。
【原曲キーが、カポなしの弾き方】
で、かつ
【キーを下げる】
という場合です。
この場合は、押さえるコードが変わったりするのですが、
少しコード理論の知識が必要になるので、また別途書こうと思います。
1つの話題でなかなか長くなってしまったので、続きは次回。
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