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掃除をサボるために環境委員長になる

皆さん、こんにちは。
今日は私が中学時代に経験した環境委員長選挙の話をさせていただきます。

当時、私は掃除の時間がとても退屈で、どうしてもやりたくないと感じていました。そんなある日、環境委員長が掃除の時間に倉庫の前でゴミ袋を回収していることを知りました。「これなら掃除を回避できる!」そう考えた私は、環境委員長に立候補することを決意しました。

通常、各委員会で候補者を先に決めるため、実際の委員会の選挙は形式的なものでした。例に漏れず私も、事前に環境委員会の中で立候補することが決まっていました。しかし、なぜかその年は他にも立候補者が現れ、共同で選出されることになりました。その理由は、学校で候補者を募る日に私が学校をサボったため、他に候補者を立てなければならなくなったからです。

それでも私は、委員長になるために、掃除をサボるために、全力を尽くしました。賢明な私は、学校の選挙が単なる人気投票であることに気付いていました。そのため、選挙活動はサボりました。私がやるべきことはただ一つだけだと知っていたからです。選挙当日、私は登壇し、一発ギャグを披露しました。正直言って面白くないギャグでしたが、それでも皆さんの注目を集めました。その後、無難な公約を述べました。これは当日の朝、Yahoo知恵袋から拾ってきた公約でした。

その結果、私は環境委員長に選ばれました。
つまらない一発ギャグと知恵袋から拾ってきた公約で委員長の座を手に入れたのです。

委員長になった後の掃除の時間はとてもイージーでした。可愛い先輩と他愛のない話をしながら過ごす時間はとても楽しく、掃除の終了を告げるチャイムが鳴っても気付かないほどでした。

これが私の経験した環境委員長選挙の話です。今振り返ると、とても懐かしい思い出です。皆さんも、自分の目標に向かって全力を尽くしてほしいと思います。ありがとうございました。

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