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柏心の黄身の部分(おはなし系)

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見た夢を文章にしてみたり、言葉遊びだったり、世界を滑稽に遊んでしまえという気持ちで書いてます。お付き合いいただけると喜びます。
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2020年10月の記事一覧

短編物語「緑色をしたアップルティー」

短編物語「緑色をしたアップルティー」

アニエスは、天気が良かったので町へ出かけることにした。

外は夏の背中が見えるころで、うだるような暑さは通り過ぎた。風はひんやりと冷えはじめ、その風が髪を撫でていくのがアニエスは好きだった。

『誰かいるかしらね。ちょっとお茶したい気分だわ。』

お昼も過ぎて少し小腹もすいたので、町で友達を見つけたらお茶でも誘おうと、そんな気持ちで鼻歌を歌いながら町まで歩いた。

『そういえば、アルタの森の近くに

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