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手を差し伸べるつもりでも、倒れているのは自分の方で、手を引いてほしいのかもしれない。
握りしめた手は、自分の方が冷たいかもしれない。
けれど、全ての作用には反作用があって、
ひとつの作用しか見えてないことこそが、
ひとりよがりなのかもしれない。
そう納得させる夜。
未だ誰かになれないし、それは結局そういうことなんだろうけど、自分にもなれない。
なんてことを寝る前にうっかり考えてしまったんだけど、
やっぱりとりあえずそのまんま寝よう。
KOTOBA slam japan2021全国大会を会場で観戦してきた。バラエティに富んでいて唸りつつ、みんな作品が強くてビビった。
まっすぐに作られたアートには貴賎はないが、優劣は確かにあるわけで、逃げてちゃいけないな、という気持ちです。
詳しくは改めて書くかも。
高みを目指しつつも、気楽に
先日、第33回文学フリマ東京に、詩集『LIVING DINNING KITCHEN』(以下、LDK)を新たに作って参加してきました、。
この新刊については、結果的にややこしいコンセプトで特殊な本として作った上に、その説明を全く提示しないという内容と販売方法でおずおずと差し出したわけですが、
それでも何かを感じて買ってくださったみなさまには感謝の気持ちでいっぱいです。
もちろん既刊本や他のものを買
いろいろ考えたけど、
今がどれだけシビアな時代でも、
陰惨な出来事ばかりでも、
解決が遠い問題ばかりでも、
ともに生きることを前向きに考えて、
そのためのスタンスをとっていたい。
って、何周目かの気持ちです。
そういやリブート版「モータルコンバット」をなんとなく見た。
B級映画を期待していた自分には期待以上。
原作ファンでない人が真面目に見たらツッコミきれないけれど、そんな真面目に作ってもなさそうだから、個人的には全然アリな感じでした。
いいレビューが沢山あるので、この辺で。
5/16(日)文学フリマ東京、入場制限ありで開催とのこと。出店エントリーしてますが、移動のリスクを加味して、しばし考え中……
「ノマドランド」を見た。
孤独が孤独に沁みる、不思議な映画だった。
生存本能が満たされているヒトという生き物は、本質的に生きる理由を持っていない。理由がないからみな放浪している。だからバラバラで孤独だって感じか。
が、映画館を出てから、暖かく守ってくれるような映画でもあった。
今日は大体みんなTempalayかミツメをきいているだろうと思われる中、マハラージャンしか聴いていない。「セーラ☆ムン太郎」というタイトルだけでヤバいが、中身はすごくハイレベルです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48479378/picture_pc_34378c80ea34c2f8914a897b17056626.png)
やっと「すばらしき世界」を見ることができた。これまでの西川監督の作品以上に人間の美と醜がそのまま提示されていて、希望でも絶望でもあるラストが格別だった。
そして、役職広司と仲野太賀が最高だった。
もうしばらく、あのラストの残り香を噛みしめていようと思う。
『シン・エヴァ』を見た後で大事なことは「考察」ではなくて、まず「自分が何を受け取ったか」だと思う。
『TENET』の時も思ったんだけど、重要なのは答え合わせじゃなくて、ひとつのメッセージに対して自分がどうするかってことだし、
どっちもメッセージはかなり明快に描かれてると思うぜ。
昼前から定食屋で呑んでる人に、どこか憧れる、生真面目から離れられない三十代男性です。
でもフェスならオープニングアクトの前から呑んでます。
また行きたいなぁ。