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ヴィーガンからフルータリアンへ!果物食主義を貫く日本人🌈

ヴィーガンは、ご存知の方も多いと思います。

菜食主義であるベジタリアンの一種で、肉や魚はもちろん、ヴィーガンは卵や乳製品といった動物由来の食材も口にしません。

徹底して菜食主義を貫くスタイルです。

一般的に、様々な食材から栄養補給をしていなければ、健康体は維持できないとされている私たちですが、実際に、肉や魚を食べなくても健康体でいられる人々がいるのも事実です。


このヴィーガンのような菜食主義に対して生まれたのが、『フルータリアン』です。

フルータリアンは、名前の通り、フルーツしか食べない果物食主義を指します。

アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏も、フルータリアンとして知られていました。


そんなフルータリアン。日本にも、有名なフルータリアンがいます。

和歌山県出身、京都大学農学部卒業生(農学修士)の中野瑞樹さんです。

中野さんは、99.9%フルーツを中心とした食生活を行っています。

この食生活を5,000日以上、14年間続ける傍ら、全国で講演活動を行い、フルーツ食の普及に努めています。

中野さんは、徹底したほぼ果実だけの食生活を14年続けていますが、これまで健康診断で悪い数値が出たことはないそうです。

しかし、これはあくまで、中野さんが自己責任で行っている実験。

この極端な食生活を人におすすめするつもりはなく、フルーツの在り方を人々に広める目的で行っているそうです。


中野さんが、フルーツ食を徹底するきっかけとなったのが、私たちにとって、深刻な環境問題となっている『地球温暖化』です。

「果実の消費が増えると、砂漠化や地球温暖化などの環境問題の解決につながる」

中野さんは日夜、研究を行い、こう訴えています。

①フルーツの需要が増えれば、果樹園の数が増える
②荒地が果樹園に変われば、温暖化対策にも繋がる

樹木は二酸化炭素を吸収してくれるので、樹木が増えれば、地球温暖化の防止にもつながります。

荒地に果樹園ができれば、緑が増え、生産量も増えると同時に、現地の人々に経済的な潤いをもたらすことができます。

特に、日本人のフルーツ摂取量は、国が推奨する1日の目標摂取量(200g)の半分にも及びません。

医療従事者をはじめ、多くの人が、フルーツをお菓子と同じ嗜好品であると認識しており、食べすぎると体に悪いというイメージが付いてしまっています。

日本は、古くから米などの穀物を主食としていたため、フルーツをメインに食べる習慣はありませんでした。

さらに、これまで贅沢品として扱われてきたため、味・色・形の良いものが好まれ、フルーツの高級化が進んだ結果、現在でも気軽に食べることができない食材になってしまっています。

中野さんは、「フルータリアンを増やすことが目的ではなく、皆さんが意識的に果物を摂取することの方が望ましい」と、話します。

地球のため、
人間の健康のため、
そして、地球上に生息する生き物たちのためにも、

私たちが、積極的にフルーツを取り入れていくべきなのかもしれませんね😌

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