キルギス人は日本人に似ている🌈
中央アジアに位置する、中国・ウズベキスタン・カザフスタン・タジキスタンに囲まれた海のない国『キルギス共和国』。
日本との時差は-3時間で、首都はビシュケク。
国土の94%を海抜1000m以上の山地が占める『山岳国』です。
面積は、日本の約半分で、人口は697万7000人、シルクロードの中間地点に位置する国でもあります。
また、中国の四大翻訳家の一人『玄奘三蔵(三蔵法師)』も立ち寄ったとされる『イシク・クル湖』は、世界第二位の透明度を誇ります。
キルギスは、多民族・多言語国家。
憲法では、国家語がキルギス語、公用語がロシア語と、定められています。
実は、私たち日本人と共通点が多いと言われているキルギス人。
「日本人とキルギス人はかつて兄弟だった」
このような神話が存在するほど、顔の雰囲気・物の考え方・風習が似ていると言われているんです。
キルギス人は、日本人と同じく、黒い髪・黒い瞳・黄色い肌が特徴の『モンゴロイド』という人種。
モンゴロイドとは、黄色人種のことです。
また、キルギス人は、親日家が多いことでも有名です。
彼らが、日本を好意的に見てくれている理由は、過去にあった歴史的繋がりにあります。
かつて、ソ連(ロシア)からの支配を受けていたキルギス。
そのキルギスが、1991年にソ連から独立した際、日本が、人材育成など様々な事業を通じて、キルギスの独立を支援していました。
キルギスの人々は、その事を今でも覚えてくれているんです。
それに加え、その頃から現地では、日本人とキルギス人の顔や性格が似ていると、よく話題になっていました。
・人見知りしやすい
・おもてなしが好き
・勤勉で真面目な人が多い
・集団での行動を好む
こういった時代的な背景もあり、キリギスの人々は、日本人に対して親近感を抱いているようです。
キルギスと日本には、こんな逸話もあります。
キルギスの伝統料理は、肉料理が中心。特に、羊肉・牛肉・馬肉を使用した料理が多いんです。
これは、遊牧民の歴史が大きく関係しています。
キルギス人は、その歴史の大半を遊牧民として暮らしてきた民族。
遊牧民にとって、肉は、寒い冬を乗り切るために必要なエネルギーと栄養を補給するための食材です。
日本と異なるのは、周りに海がないこと。
そのため、ピーマンや玉ねぎなどの野菜は食べますが、魚などの海鮮は食べません。
キルギスでは、食事の際、一緒にお茶を飲むのが一般的。
この風習は、日本と似ているところです。
キルギス人は、日本人と同じく、人を立ててくれたり、好みを合わせてくれたりするそうです。
ただ、嫌なことは嫌とはっきり言うそうなので、その点においては、日本人の方が優柔不断な性格なのかもしれませんね😌
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