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クリスマスに現れる小人の妖精🌈

皆さん、クリスマスに現れる小人の妖精『トムテ』をご存知でしょうか?

彼らは、北欧で古くから伝わる、クリスマスには欠かせない存在。

髭を蓄え赤い帽子を深くかぶった小さな妖精で、その姿はどこかクリスマスのサンタクロースを連想させます。


北欧に古くから伝わる話では、家の屋根裏や馬小屋に住み、家を守り、家畜の世話をしてくれる守り神のような存在であったとされています。

・働き者だけど気難し屋
・へそを曲げると、イタズラをしたり、家から出て行ってしまったりする

北欧の家庭では、トムテがご機嫌を損ねないよう、クリスマスにミルク粥をお供えする風習があるようです。


実際に、小人の妖精は存在するのでしょうか?

実は、小人の妖精が見える人は多いと言われています。

・いたずら好き
・よくつまみ食いする
・物を動かし隠す
・キラキラした物が好き
・花や植物の周りにいる
・姿は羽が生えたもの
・ただの人間と同じ姿のもの

小人の妖精に気に入られると、次々と嬉しい事が起こったり、思ったことをすぐに叶えてくれたりするそうです。

「さっきここに置いた帽子が無くなったと思ったら、別の場所から出てきた」
「冷蔵庫を開けたら、ケーキを食べていた」
「観葉植物を買ったら、妖精が住み着いていた」

良い事をしてくれる半面、いたずら好き。

「いい事をしてくれるけど、それに気づかれたい」

これが、彼らの性格のようです。


日本神話にも、小人の妖精は登場します。

『スクナビコナ』と呼ばれており、日本神話最小の神であるとも言われています。

ある時、オオクニヌシのもとに、ミソサザイの羽を身にまとった、とても小さな神が海の向こうから、ガガイモのサヤに乗ってやってきました。
その小さな神は、これまで地上になかった医術や恵みをもたらしました。

ちなみに、アイヌ神話に登場する小人の妖精は、『コロポックル』と呼ばれています。

北欧でも、小人の妖精には、いくつか名前があります。

・スウェーデン『トムテ』
・ノルウェーやデンマーク『ニッセ』
・フィンランド『トントゥ』
・ヨーロッパなど『ノーム』

このように、小人の妖精に対する呼び名は、地域によって異なります。


クリスマスになると、赤い帽子を被った可愛らしい小人の人形を、ツリーやリースの装飾で目にしたことありませんか?

そのモデルとなっているのが、トムテです。

気難しいところもありますが、優しい性格と働き者で家庭に幸福をもたらしてくれます。

小人の妖精は、世界中の人が見たり体験している、身近な神様のような存在なのかもしれませんね😌

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