世界一幸せな動物!?オーストラリアから来日した可愛い小動物クオッカ🌈
近年、野生動物の保護に力を入れている『オーストラリア』。
現地では、コアラやカンガルーなどの野生動物に会うことができます。
そんなオーストラリアの都市パースの中心部から西側へおよそ20km離れたところに『ロットネスト島』という島があります。
ロットネスト島には、「白い砂浜のビーチ」や「ピンク湖」などの絶景ポイントがたくさんあり、歴史を感じられる「沈没船」など、見どころも満載。
写真映えするスポットとして、SNSでも話題です。
そんなロットネスト島に多く生息しているのが、小型のカンガルーの仲間『クオッカ(クオッカワラビー)』。
クオッカは、オーストラリア南西部に生息する、カンガルーやコアラと同じ『有袋類』の一種。
ロットネスト島には、約1万匹のクオッカが生息しています。
そのため、島に着くと、すぐにクオッカを見つけることができます。
低い木が多く集まる集落の周辺に集まることが多く、草食動物のため、葉っぱを食べて生活しています。
その愛くるしい笑顔から「世界一幸せな動物」と呼ばれている『クオッカ』。
ロットネスト島には毎年、クオッカ目当ての観光客が多く訪れます。
クオッカは、とても好奇心旺盛で、人懐っこいのが特徴。こちらから行かなくても、クオッカから近づいてきてくれます。
観光で訪れる際は、無理に距離を詰めようとせず、クオッカから近づいてきてくれるのを待つのがおすすめです。
常に笑顔でいるような表情が特徴の『クオッカ』。
しかし、笑った顔を写真に収めるのは、至難の業。
意外と根気が必要です。
餌で釣らなくても、向こうから近づいてきてくれるので、シャッターチャンスが来るのを待ちましょう。
ちなみに、クオッカに触る行為や餌やりは禁止されています。
草食動物のため、過度な塩分を与えてしまうと、弱ってしまうんです。
現在、野生のクオッカは、ロットネスト島でしか見ることができません。
オーストラリア国内でも飼育している動物園は少なく、シドニーにあるタロンガ動物園など、限られた場所でしか見ることができないんです。
しかも、オーストラリア以外の国では、飼育すらされていませんでした。
それが、2020年に、埼玉県東松山市にある『埼玉県こども動物自然公園』が開園40周年を迎えた際、オーストラリアの動物園からクオッカが贈られることが決まったんです。
譲り受けた当初は、新型コロナウイルスの影響もあり、先着120人までと厳しいハードルがありましたが、
現在は、一般公開されており、誰でも会いに行くことができます。
ただし、公開時間は限られていますので、行かれる際は注意が必要です(平日は13時30分~15時30分、土日祝日は10時~13時)。
埼玉を訪れる際は、可愛いクオッカを見に、ぜひ足を運んでみてください😌
最後まで読んでいただきありがとうございました🌈