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グルタミン酸が有毒!?考え過ぎで溜まる疲労は脳からのメッセージ🌈

私たちは、落ち込んだり悩んだりした時、ある決心をします。

「何も考えないようにしよう」

しかし、頭の中では常に、その事について考えています。

脳は、考えないようにしようとすればするほど、活発になり、ずっと働き続けてしまうんです。

そのまま脳を酷使していると、アミノ酸の一種『グルタミン酸』が蓄積され、『精神的疲労』が溜まってしまいます。


精神的疲労は、これまで、

「今の行動を中断して、より満足できる行動を促すために、脳が作り出す『錯覚』」

このように考えられていました。

しかし、フランスのサルペトリエール病院パリ脳研究所の研究によって、

「頭を使うと、脳に物理的な変化が生じる」

つまり、脳を使うと、脳に有害な物質が溜まることが判明したんです。

被験者を、頭を使なければならないグループとそれほど頭を使わなくて良いグループに分け、1日の脳の変化を科学的に観察したところ、頭を使うグループには、より強く疲労していることを示す兆候が見られ、 グルタミン酸の濃度が高くなっていることが分かったそうです。

「脳は、機能を維持するために、今の作業をやめて別の作業をする」
「脳は、疲労という形で、我々にメッセージを送っている」

脳内でグルタミン酸が過剰に生成されてしまうと、毒性を発揮し、神経細胞を殺してしまう可能性があります。

これを防ぐために、「疲労の蓄積」という形で、私たちにメッセージが送られていたんです。

「脳の疲労は、体の疲労と同じ効果がある」

グルタミン酸は、脳の中で最も豊富にある興奮性の神経伝達物質。

脳が適切に機能するためには欠かせない物質です。

しかし、適切な位置に適切な濃度でなければ、正しく機能はしません。


グルタミン酸は、うまみ成分としても有名ですが、口から摂取しても、有害な作用はもたらされません。

「脳で生成されるグルタミン酸と口から摂取するグルタミン酸は異なる」

そして何より、

「頭を使いすぎて『疲れた』と感じたら、休憩する」

どんなに忙しくても、そのまま続けてしまうと、想定外のミスにつながるおそれがあります。それによって、さらに頭を使うことになり、疲労の蓄積が増えてしまいます。

悪循環になる前に、

・何も考えない時間をつくる
・自分なりのストレス軽減法を編み出す
・睡眠を多めに取る

たまには、一人でボーっとする時間も大切です😌

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
 

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