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ライターを発明した偉人たち🌈
マッチが生まれたのは、1827年。
ジョン・ウォーカーというイギリス人科学者によって発明されました。
実は、ライターが生まれたのは、これより50年も前のこと。
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1772年に、日本人の平賀源内さんによって発明されたのが始まりです。
平賀さんは、他にも、日本で初めて西洋画を描き、物産展を開催した人物でもあります。
「土用の丑の日に、うなぎを食べよう」
このキャッチコピーを考えたのも、平賀さんです。
当時のライターは一体、どのようなものだったのでしょうか?
まず、平賀さんは、ゼンマイばねを使用し、火打石に小さなハンマーを打ち付けて点火するタバコ用のライターを考案します。
モグサを燃料として使用したもので、当時の技術からすると、魔法のような発明でした。
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<ゼンマイばねとは?>
薄板を渦巻き状に巻いたもの。
渦巻き状に巻きつけられた板は、元の状態(巻かれる前の状態)に戻ろうとします。その力を利用して、考案されたもの。
名前の由来は、山菜のゼンマイに似ていることから来ている。
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<モグサとは?>
ヨモギの葉の裏側に生えている白い産毛(腺毛)を乾燥させて、さらに不純物を取り除いたもの。
主に、灸に使用されている。
しかし、これは、現在のライターに近いものではなく、火縄銃に近いものだったといいます。
寛永時代(1624年~1644年)によく使われていた日本製の『鉄砲火打』と呼ばれる物があります。
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これが、携帯型ライターに最も近い仕組みであったと言われています。
ヨーロッパでは、17世紀から18世紀にかけて、フリントロック式の銃が使われていました。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』で、主人公ジャック・スパロウが使っていた銃です。
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フリントロック式は、引き金を引くと、セットされた火打石が当て金と呼ばれる部分に打ち付けられ火花が発生、火薬に引火し、弾丸が発射されるという仕組み。
この仕組みは、ヨーロッパで1万年前ぐらいに生み出されたもので、この手法が、未だにライターの着火方法として使われているんです。
その後、1903年に、オーストリアの科学者で発明家のカール・ヴェルスバッハさんが、セリウム70%・鉄30%の合金(フェロセリウム)の発火石を発明します。
高効率の火打石として特許も取得しました。
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そこから、火打石を使った様々な着火法が考案され、手軽に持ち運べる近代的なライターへと進化していきました。
ヨーロッパと日本が同時にライターを開発してくれたおかげで、私たちは今、手軽に火をつけることができているのかもしれませんね😌
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