やる気スイッチを簡単に入れる方法🌈
「何か、やる気が起きない」
私たちが活力に満ちているときは、健康面・体力面・精神面、すべてにおいて良好な状態。
しかし、毎日、このような状態でいることは不可能な話。それに、いくら調子が良くても、やる気が出ないときは出ません。
また、やるべき事があっても、それに対して「集中できない状態」にあると、さらにやる気は起きなくなります。
私たちが、探し求めているもの。
それは、学習塾のCMでもお馴染みの、あの押すと意欲が湧いてくる夢のような装置「やる気スイッチ」。
この装置は、一体どこにあるのでしょうか?
やる気とは、自ら進んで何かをしようとする気持ち。
やる気のメカニズムは、『ドーパミン』と『フロー状態』、この二つが大きく関係しています。
ドーパミンは、人の脳内で生成される神経伝達物質。心地の良い状態や報酬が得られる状態のときに分泌される物質です。
分泌されることで、人は意欲的になれたり、幸せを感じたり、集中力が高まったりすることが分かっています。
「やる気が出る状態」とは、「ドーパミンが出ている状態」のこと。
そして、これより、さらに進んだ状態が『フロー状態』です。
フロー状態に入ると、人は、(時間を忘れて)目の前のタスクに没頭でき、(疲れ知らずで)集中し続けることができるようになります。
取り組むこと自体を楽しむことができるようになるため、
「やる気を持続させることができるようになる」
と言われています。
このフロー状態へ入るためのスイッチは、『青斑核(せいはんかく)』という脳幹の神経核にあります。
ただ、この青斑核は、無意識領域にあるため、意識的にコントロールすることはできません。
やる気を出すうえで、最も重要なことは、
「やるべき事を無意識に始めることができる状態」
これを維持し、習慣化することです。
例えば、noteを書く気が起きなくなったとします。
この場合、ほとんどが「読み手の評価」や「行動に対する対価」、「記事を書くことに対する重圧」を強く感じてしまい、意識的にやる気を出さなければ、書き始めることができない状態。
この状況を打破するためには、
「意識的に行動していると、やる気スイッチは入れられない」
このように考えを変えていく必要があります。
そして、なるべく小さな行動で達成できる目標を立てます。
・タイトルだけは書いてみる
・目に入った物や単語を書き出してみる
・今の素直な気持ちを書いてみる
そうすることで、微量ながら脳内にドーパミンが分泌され始めます。
小さな一歩から始めることで、少しずつ無意識に書き進めることができるようになり、『フロー状態』に入りやすくなるんです。
①無意識の状態でやる気スイッチを入れる(最初の行動を起こす)。
②なるべく小さく簡単な行動を目標にする。
③目標を達成し、ドーパミンを分泌させることで、(対価を考えずに見返りを求めずに)幸福感を脳に覚えさせる。
これを繰り返すことで、やる気スイッチを無意識に押すことができるようになります。
先ほども書いた通り、
「やるべき事を無意識に始める」
これを習慣化することが、人間にとって、何より難しいこと。
ですが、これに勝るものはありません。
やる気が出ないときこそ、この内容を思い出し、日々の生活に取り入れてみてください。
上手く活用すれば、意識せずにやる気スイッチを押せるようになります。
ぜひ、活用してみてください😌
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