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銀河英雄伝説のアニメ本伝110話を見終えた話

はやぱぱです。

ついに超大作アニメの銀河英雄伝説の本伝を見終えました。
いやぁ、良い作品でした。

きっかけはアナグラムの阿部さん

アナグラム株式会社は、運用型広告コンサルティングのトップランナーとして有名な会社です。Web広告運用をやっている人で、アナグラムさんのブログを参考にしなかった人はいないといっても過言ではないぐらい、業界情報の発信に信頼と実績のある会社さんです。

代表取締役である阿部さんは、過去のインタビュー記事やご自身のブログ、そしてTwitterで事あるごとに銀河英雄伝説について触れています。

Webマーケティング業界にいる身として、阿部さんがそこまで大きな影響を受けた作品は果たしてどんなものなのか単純に知りたくなったのです。

まずはリメイク版のアニメから入る

ちょうど2018年4月からリメイク版である「銀河英雄伝説 Die Neue These」
がAmazonプライムビデオで見ることができたので、一通り視聴しました。

しかし、リメイク版だけあって物語は序盤もいいところ。作品自体は完結しているのだから早く先を見たいという思いがどんどん募っていき、ついにはかつて制作されたOVAに手を出しました。

アニメ本伝は110話

全110話と大変長い道のりではありましたが、原作が田中芳樹先生の小説ということもあり、長編アニメ特有のダレる感じもなく駆け抜けられました。

1話30分弱を110話なので、55時間ほどを投下したことになりますが、家事をしながら見るなどしていたのでセーフ(?)ということにしています。

銀英伝の何にハマったか

まずはその時代設定です。人間は宇宙に出ても、専制政治と民主主義のどちらかを選びきることができずイデオロギーの対立が続いていた。しかし、どちらの社会体制にもほころびが出ているというところから話が始まります。

最高の専制政治と最低の民主主義ならどちらがマシなのか、という二元論的な答えを出せないテーマを元に主義主張を争うために戦争という手段に出るという展開です。

その実、民主主義の歯がゆさ、専制政治の苛烈さ、時代を動かすために必要な意思決定をどうするのかはさまざまな観点があるということを教えてくれます。過去の歴史から学ぶのか、現代の腐敗を反面教師にするのか、登場人物たちの行動から物事の多面的なとらえ方を知ることができます。

また、動乱の時代から統治の時代へ移り変わるときにマネジメントはどう変化するべきなのか、という時代に応じて組織も又変化し続ける必要性を訴えかけてきます。

ヤン=ウェンリーがとにかくかっこいい

ここからはネタバレっぽくなりそうなので詳細は書きませんが、登場人物の一人で民主主義のイデオロギーを掲げる側に所属するヤン=ウェンリーというキャラクターがとにかくかっこいいです。みんなこういう人の元で働いてみたいんじゃないかと思いますw

彼もまた、歴史の大切さを物語の中で事あるごとに語っています。銀英伝でヤン=ウェンリーを見ていたからこそ、コテンラジオにたどり着いたのかもしれません。

ということで、長編大作ではありますが物事は多面的なとらえ方ができるということをイメージで理解するにはいい作品だと思います。

興味のある方はリメイク版からでもよいので、ご覧になってみてください。

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