見出し画像

ほめられるためにがんばる不幸【#04 樋口の音楽観】

はやぱぱです。

コテンラジオに続き、新型オトナウィルスというPodcastにもハマっています。コテンラジオが王道とするならば、新型オトナウィルスはアングラ感を感じさせる番組です。

新型オトナウィルスは、古林さん樋口さんのお二人が毎回お題に合わせて知見をぶつけ合う刺激的な番組です。

今日は「#04 樋口の音楽観」回について衝撃を受けたので、書いてみます。

樋口さんのスペックが高すぎる

WikipediaとPodcastからの情報を参考にする限り、樋口さんは非の打ち所がないようなハイスペックな人という印象です。頭も良いし、音楽もできる、かっこいい大人です。

・JAPAN MENSA会員
・九州大学大学院卒
・地元で憧れのバンドマン → 音楽業界でプロになる
・笑わせることが不得意だったのでお笑い芸人を目指す

Wikipediaからの抜粋ですが、吉本の東京NSC時代に同期だったニューヨークがNSCに入った理由を聞いたところ、

「勉強も音楽も何をやっても人並み以上にできて、唯一不得意だったのが人を笑わせることだったので芸人になった」

と答えたそうです。ハンパないエピソードですね……。

音楽は「やりたい」ではなく「やれる」だった

そんな樋口さん、そもそも音楽づくりは嫌いと衝撃の発言をします。バンドをやっていたのは世界からの承認を得たかったから、とも告白します。

彼が音楽活動を続けていたのは、能力的に「やれる」ことで「やるべき」だったからだと言うのです。でも「やりたく」はなかった。

画像1

承認欲求にしたがった結果、「できる」と「ほめられる」のループにうまく乗っかったものの、徐々に責任感の大きい仕事に対するプレッシャーに対して承認欲求というモチベーションを保てなくなり引退したそうです。

「やれる」だけではなく「やりたい」が必要

ここで感じたのは、他人の評価というゴールを設定すると自分がやりたくなくてもやらざるを得ない状況ができてしまうということでした。

やりたくなくてもできるから……と続けていても楽しくない、とプロとしてやってきた人がラジオで話してくれたことに衝撃を受けました。

僕も子どもが生まれてから

・自分にとって幸せであるという定義は何か
・優先順位は何なのか

ということをよく考えるようになり「今までは世間的な幸せの定義に振り回されていたんだなぁ」という発見がありました。

自分にとっての幸せの定義って実は人それぞれだし、ひとつの指標では推し量れるわけはないのに何故か今までそのことには気づけなかったんです。

自分の頭で考える

自分の頭で考え、決めて、行動するということが自分の人生に納得感をもたらすと腹落ちしたので、まずは色々な打席に立つことを意識しています。

生きていくためのライスワークは続けつつも、楽しむためのライフワークをしっかり持つことは課題のひとつなので、引き続き実験していきます。

新型オトナウィルスは、このように自分の頭で考えるきっかけをくれる番組なのでなんとなく刺激が足りないという方はぜひ一度聞いてみてください。

Twitterやってます:https://twitter.com/_8823_






家事、育児、働き方などについて思ったことをしたためています。いいな、と思ったらサポートお願いします。