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オンライン化が定着すると新聞離れが更に加速する?新聞社のマーケティングトレース

こんにちは。私の職場ではリモートワークが開始され2週間がすぎ、だいぶ慣れてきている状況というか、リモートワーク快適すぎてむしろこのままリモートか出社か状況に応じて選べるようになればいいなと考えています。
特に今の若い人たちはリモートの方が圧倒的に作業スピードなど上がって効率良さそうですね。

前置き長くなりましたが本日はリモートワークで新ためて考えた
新聞についての#マーケティングトレースです。
日経はともかくその他新聞の今後について考えてみました。

#新聞の発行部数

発行部数については皆さまご認識の通り減少傾向で
直近2019年度は約3,700万部まで減少。
日本の世帯数が約5,600万世帯なので一世帯あたり部数は0.66部
すなわち一世帯に1紙新聞が届いていない状況ですね。

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#外部環境分析 (PEST分析)

・政治Politics:消費税率8%から10%へ、外出自粛傾向、人との接触制限
・経済Economy:コロナウィルスによる影響拡大傾向、企業の雇用状況にも影響(生活者の所得減)
・社会Society:オンラインで完結できるものは出来るだけオンラインで完結。
・技術Technology:スマホ定着により紙媒体が不要傾向(アプリ浸透)
 5Gにより静止画より動画全盛に。

#競合分析

・業界競合:マスメディアという視点で考えると、コロナの影響により在宅率が上がり且つ無料ということからテレビ、ラジオが競合と考えられる。
・価値競合:ジャンル、地域に即した情報を毎朝提供という視点で考えると
サイトやアプリのプッシュ情報。

#4P分析

・売物Product:毎朝もしくは夕方にいかなる天候でもほぼ確実に情報を紙として届けてくれる
・売値Price:月額2,000〜3,000円前後
・売場Place:配達もしくはコンビニ、キヨスク
・売方Promotion:各社CMやSNSで情報発信など
このCMよく地方でもオンエアされていましたね


#部数減少要因

・インターネット普及:新聞に求めるものは地域の情報、ニュースだったと思うのですがそれを簡単に代替できる技術、機能が出てきた。
・少子高齢化:若い人が増えたことはもちろんですが、高齢者もスマホなどデジタルリテラシーのある高齢者が増えていき新聞契約を解約している。
・動画志向:文字よりも動画の方が伝わる傾向。(youtube台頭)

などがあると思います。もちろん新聞社も何もしてない訳ではなく
アプリ化なども実施していますし、こんなCMもありますし。

「形は変わっても失ってはならないものがある。一人ひとりの身近な存在であり続けたい。共に悩み、共に考え、共に明日を描く。ネット時代だから今まで以上にできることがあるはずだ。日々の暮らしに寄り添い、紙面とデジタルでもっと一緒に、みなさんと地域をつくる。」

#私がCMOだったら

・新聞の価値から考えてみる:駅などで販売されている外国とは違い毎朝必ず契約している世帯に届けることができるシステムはどのメディアにもない価値。こんなコロナ時代から考えると、朝の渋滞も緩和していくことから考えると配達時間を7時〜9時ぐらい内に設定して、朝食とともに新聞を届けるサービスがあれば新聞取っていいかもと思うかも。
届いた新聞を読みながら朝食を食べる生活少し憧れるかも。

・情報の発信視点から考えてみる:紙での情報提供を減少させていく。例えば新聞を契約すると契約者専用のタブレッドを渡され、そこに文字、動画、音声など自分の好きな方法で楽しめる情報が随時アップしていく仕組みに変更する。もちろん情報は新聞社ならではの切り口、テーマ、情報をアップ。

など今まで積み上げてきた情報をまとめ、伝えるノウハウは活かしつつ
その手段をアップデートしていけば、生活者に新しい価値を提供できるのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました!