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外国語は何のために学ぶのか

中国留学を終えてから、こころの中にもやもやがずっと潜んでいる。というのも、留学をする、HSK6級に合格するという目標は(一応)クリアしてしまったからである。この先なんのために、どんな目標のために努力をすればよいのか急に分からなくなってしまった。


きっかけ


そもそも中国語を勉強したきっかけは何だっただろう。

私は小学校の頃から熱心なSMのオタクだったため、自然な流れで当時爆発的な人気だったEXOにもはまった。

~2016年くらいまでのEXOLの方なら共感できると思うが、EXOKとEXOMという概念があったころは当たり前のようにKorean.verとChinese.verがリリースされていた。その上中国でのコンサートや番組出演も普通にしていたために、中国語が身近にあったというか、中国語と韓国語が並列の関係だった。

(あとは私があまりに華やかすぎるMっ子が好きだったというのもある🥺kはピアスつけないのにmはみんなじゃらじゃらつけてるみたいな違いありましたよね。。Showtimeとか何回見たか分からん。あとダブルセンターも最高だったなあ。。。)

それは置いておいて、

ファンの中にも中国語ができたり、中国コンサートに参戦する人がいたりと、当時中学生~高校生の私は同世代の中では割と特殊な環境でオタ活をしてきたように思う。今回韓国版と中国版どっち買う?みたいなね。新大久保でも中国版が買えたし。


あとは高校生の時に、ファミレスで近くに座った女子高生2人組が中国語と日本語をごちゃまぜで話していて、なんか勢いが良くて楽しそうだな、中国語話せるのいいな、とふと羨ましく感じたことも実は大きなきっかけだったりする。

そんなこんなでいつからか「中国語を話せる人生にしよう」と決意ができていた。

(ただ高校生の時に独学を試みるも声調の壁に阻まれ断念。とりあえず韓国語を勉強した。?)



【本題】留学を終えて


そう、ここからが本題。

今回1年間の留学がオンラインのまま終了してしまい、「リベンジとして半年間だけでも現地に留学をしたい」というのが今の私のモチベだった。

来年現地に行けるのなら、つらいオンライン留学もじっと耐えようと……そう思って頑張ってきたのに………!


先日その留学の事と単位についての相談に行ったときに、そこで大学職員の方に言われたことがもやもやの原因なんですよね。💭💭


まず、大学の制度的にあと半年間留学に行くことは難しい。行くにしてもかなりのリスクを負わなければならない。だから大学側としてはおすすめはしません!💭
(留学推進してる大学なのに、大学の制度が壁になるとは考えもしなかったよ本当。)

そこで一人の社会人としてアドバイスするよ。と。


・その半年間のために負うリスクがかなり危険すぎる。下手すると卒業が延びる可能性もある。
・社会人になってからも中国に行けるチャンスはある(旅行、もしかしたら仕事の赴任とか)。
・もし留学するとしても中国は不確定だから、既に渡航できている国にすべき。
・その上就活に留学を使いたいのなら、「現地には行けなかったけれど日本でできる限りの努力をしました」で企業からしたら十分プラスのアピールになる。

そこまで現地に行くことにこだわるのはなんでなのかな?


ざっとこんなことを言われたわけです。





「  「    そうじゃないんだよなあ。  」  」



別に就活のネタとして留学したかったわけではないんだよね。もちろん中国語を仕事に活かせたらみたいな気持ちは無くはないんだけれど、たかが就活のネタのためにこんなに無理して留学するわけなくないか??


あと既に渡航できる国(ヨーロッパとか)にしたら?という提案も、やはりそうじゃないんだよな~~。「留学で海外に行く」ということにこだわっているわけじゃないんだよね。


それに社会人になってからの留学と、学生のうちにする留学って違うと思うんだよなあ🤔。実際問題就職してから留学できるかは全くの未知だし。(そもそも就職先すら決まってない)




こんな感じで「そうじゃないんです!!!」というフレーズは何度も頭に浮かんだものの、

"なぜ無理してまでも大学生のうちに中国留学をして現地に住みたいのか"

という問いに、なにか相手を論破できるような、論理的かつ具体的な解が自分で分からなかったんですよね。
きっかけにも書いた通り、人生の目標として中国語習得を決め、ただ中国で寝起きしてご飯食べて街を歩くという平凡な日常を過ごしたいだけ。そんなぼんやりとした理由しかない。



それでも、なぜ私は中国にこだわってしまうのか。手続き上は一年間留学したんだし中国には行けなかったけどまあいっか、となぜ諦められないのか。


もしまだ私が大学入学したての頃であれば、この問いの答えが分からなくても留学を進められたんだと思う。でも今は(コロナで渡航すらできなかった学生の事情など鑑みてはくれない)大学の制度に阻まれているために、明確な理由がないと留学手続きをすることすらできない。



それに現状来年の春学期までは、大学の単位とか就活の関係で中国に留学はできない。たとえビザの発行が再開されて、後輩たちが当たり前のように渡航できても、私はタイミングが悪かったのねとハンカチをキーっと噛むことしかできない。




そこで外国語を学んだり、それを使って仕事をしていたり、学生時代留学をした大人の皆さんに尋ねたい!!!!!!!!!!!!




どうして外国語を学んだのですか。




外国語を学ぶことになにか明確な理由は必要ですか。
ただ好きだから、話したいから、住んでみたいからではだめですか。



どんなに熱意があっても渡航すらできないこの状況をどう乗り越えればいいですか。


オンライン留学と実際渡航する留学の価値は同じだといえますか。


コロナ禍で中国に行けなかったのはどうしようもなかったこと、では大学の制度的に今後留学に行けないのもしょうがないとあきらめるべきですか。



こうしてどうしても現地に住みたい気持ちと、どんなに勉強しても(HSK6級を取得しても)私の留学は大学側に止められるほど難しく、私が行けない間にタイミングの良かったラッキーな後輩たちが渡航するのを見届けなければならない状況にばかばかしいなと思ってしまう気持ち、諦めたいけど諦められない気持ちが入り混じっています。

今後どうしたらいいのか、もう分かりません……。


外国語を学んだり、それを使って仕事をしていたり、学生時代留学をした大人の皆さん、知恵をお貸しください。。


DM待ってます✉️❕❕❕❕



最後めちゃめちゃ雑でしたが、要はこれから先どうすべきかを外国語を勉強したり留学したりした方に相談乗って欲しい、という話でした。

大学職員の方の言う通り留学なんて諦めちゃえばよいのか、とかね。


最後まで読んでくださりありがとうございました。



追記  2022.8.21

そろそろ留学生のビザが動き始めてるみたいです。やっぱり"取得しました!"というツイートをみると猛烈に土に還ってしまいたい気持ちに襲われます。取得して渡航できる皆さんも私と同じ考え、目標を持った方々なので喜ばしくはあるんですがね…。同じ志だったからこそ辛いものもある。


就活で"あなたらしい写真を添付してください"の項目に留学の写真が使えない時もこのまま永遠に眠ってしまいたいと思います。(留学の写真と言えるのは最終日にみんなで撮ったzoomの画面の写真しかありません。中国で撮った写真は1枚もないです。1枚も。)


学年を聞かれて留学でずれてる話をするとだいたい"どこの国行ったんですか"と聞かれるんだけど、"中国です"と答える瞬間にもなんだか全て無かったことにしたいと思います。


この気持ちと闘う支えとなるのが留学リベンジだったので、それが難しいかもという今の状況はとても辛いですね











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