『ソロモンの偽証: 第Ⅱ部 上・下巻 』(著:宮部みゆき)〜緻密なストーリー展開の虜に｜広げた伏線がどんどん回収されながら新展開に！〜
おもしろすぎて耳読がとまりません！
Audibleでは、第２部も第１部と同じく上・下２冊なのですが、一気に耳読してしまいました。
全６冊のうち、これで４冊の読了となりますが、めちゃくちゃ完成度が高い。
普通は、なんといってもフィクションなので、ところどころ現実離れした小説っぽいところ、常識的ではないストーリー展開があると思うのですが、本書にはそれがないです。
ちらっと「いや、それはないでしょ」という想いが頭をよぎっても、後でちゃんとフォローされます。
あるいは、現実離れした感じと、リアルな感じとのちょうど良い、境目のところをうまく縫ってストーリー展開している感じだったり。
第１部で散りばめられた伏線の回収も第２部でところどころおこなれているのですが、それもレベルが高いです。
忘れたころにきちんと回収されていきます。
第３部で全体的な伏線回収が行われるんでしょうが、いろんなところに埋め込まれたものが美しく回収されていくんでしょうね。
これは第３部が楽しみでしょうがないです。
ちなみに、本書は１冊を通常スピードで耳読すると14時間くらいです。
はやみの場合は、３倍速〜3.5倍速で聴いているので、だいたい１冊４〜5時間くらいで耳読できますが、それでも２冊で10時間近くかかりますから、仕事以外の時間はお風呂も含めてほぼ耳にイヤホン突っ込んでこれを聴いている感じです。
それぐらいハマってしまします笑
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