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マークスマン

今週の2本目は、リーアム・ニーソン主演の最新作「マークスマン」を。

海兵隊の腕利き狙撃兵だったジム・ハンソン(リーアム・ニーソン)。妻に先立たれた彼は、メキシコ国境付近の町で牧場を営みながら愛犬と暮らしていた。ある日、ジムはメキシコの麻薬カルテルから追われて越境してきた母子と遭遇。組織に銃撃された母は、11歳の息子ミゲルをシカゴに住む親類のもとへ連れて行ってほしいとジムに頼み、息を引き取る。ミゲルを放っておくこともできず、彼とシカゴに向かうことにするジム。だが、アメリカに侵入した麻薬カルテルからの追撃を受ける。

時間があったので、そこまで期待もせずに見に行ったのだけど良かったです。

見ていて、思ったのが最近のクリント・イーストウッド監督的な作品なんですよね。
元軍人で戦争での傷を抱えた老人が少年と出会い、最初は仲良くないが掘っておくことが出来ず、次第に…

てことで、調べてみるとロバート・ロレンツ監督が完全にクリント・イーストウッド組の人で「ブラッドワーク」以降のほとんどの作品に関わっているんですね。
通りで、ミゲルとハンソンがモーテルで過ごす夜にイーストウッド出演のテレビドラマが流れている訳です。

子役のミゲル君も凄く良かったです。
「自分の道は自分で選べ」とハンソンに告げられ、選択をする麻薬カルテル組織のボスとは対照的に彼には正しい選択をしてもらいたいものです。

ある種このような作品は水戸黄門的な普遍性のある作品なのかもしれません。
こんな作品が映画館でかかっていないとね。MCUとかばっかりだとお腹一杯です。

来週にはクリント・イーストウッド監督の最新作「クライ・マッチョ」が公開されます。いつまでやるんだ!大丈夫かと思いたくなりますが、今作と比較しながら楽しみます。

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