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今週の備忘録 (1/9〜1/15)

新年になり、忘年会ムードから脱却し酒を飲むこと控えたい。
そんなことを考えておりましたが、その思いはどこへやら。
全く減る勢いなんて無く、むしろ一回あたりの酒の量が増える一方です。

摂生です。絶対に。
そろそろ控えんとヤベェよ。

体も悲鳴を上げました。
朝から洗面台で髪を整えていたら、腰が半年ぶりとかに悲鳴を。
朝から洗面台でずぶ濡れのままぶっ倒れる私。

あぁ、情けない。

新年早々情け無い私の今週の備忘録です。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け

これは世界中で社会現象となった”性犯罪告発運動“=#MeToo 運動を爆発させ、正に社会を動かした記者と女性たちの実話であり、真実を追求したジャーナリストの物語。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『ロード・オブ・ザ・リング』『恋に落ちたシェイクスピア』『英国王のスピーチ』…数々の名作を手掛け、ハリウッドで“神”とも呼ばれた映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの何十年にもわたる性的暴行事件を告発したその記事は、映画業界や国を超えて世界中の性犯罪、セクシャルハラスメントの被害の声を促した。
Filmarks

これは実話である。
トランプのスキャンダルをもみ消さんとするところからこのストーリーは展開される。
あの時代のアメリカが、そして現在世界中で抱えている問題に対して、声を挙げるきっかけとなった実話をこれでもかとそのまま描いている。
全てがリアルであるし、会話劇としても一級品のスリルが漂い、出てくる会話の内容は断罪されても仕方がないことばかりだ。このような騒ぎでどれだけの才能が潰されたのだろうか。考えただけでもゾッとする。これをきっかけとして、ワインスタインのみを悪とするのではなく、ハリウッド全体を通して自浄作用が進んで行って欲しい。(多分、行っているはず…)

これをそのまま描くことのできるアメリカ映画はやはり凄い。
日本映画でもこんな話ができたら良いなぁとはつくづく思う。

それでも、本質的なことを理解しようとせず、自分たちの都合だけで騒ぎ立てる人達がいる限り、社会は何も変わることはないのではなんて思ったりもしましたとさ…

② そして僕は途方に暮れる

自堕落な日々を過ごすフリーターの菅原裕一(藤ヶ谷太輔)は、長年同棲している恋人・里美と、些細なことで言い合いになり、話し合うことから逃げ、家を飛び出してしまう。その夜から、親友、大学時代の先輩や後輩、姉のもとを渡り歩くが、ばつが悪くなるとその場から逃げ出し、ついには、母が1人で暮らす苫小牧の実家へ戻る。だが、母ともなぜか気まずくなり、雪降る街へ。行き場を無くし、途方に暮れる裕一は最果ての地で、思いがけず、かつて家族から逃げていった父と10年ぶりに再会する。「俺の家に来るか?」、父の誘いを受けた裕一は、ついにスマホの電源を切ってすべての人間関係を断つのだが――。
Filmarks

素直に面白かったです。
主人公は最初どうしようもないクズで最低だ!同情の余地無しと考えてしまい、これからしんどいなぁと考えてしまいました。それでも、途中からの展開は徐々に引き込まれクズからの脱却ストーリーかと思ったら、あれよあれよと急展開。
伏線バリバリで確かになんて思ったところは流石でした。

後から知ったのですが、元となった舞台も主要キャストは同じなんですね。藤ヶ谷君も良かったし、「そばかす」に続いての前田敦子。離婚してから大活躍ですか。

一つだけあるとすれば、怪しい宗教にハマっているお母さんの結末を示して欲しかった。原作となったそのままなんだろうけど、なんと無くご時世的に。

個人的には「恋の渦」以来の久方ぶりとなった三浦大輔監督作品。
久方ぶりでしたが、元となった舞台があるそうですがそんなこと感じないくらい映画として成立していて、「映画監督なってるやん」って位感じました。(失礼)

なのに、意外と映画館の空席が多く残念。
こんな日本映画はもっと多くの人に見られて良いはずなのに。

以上が今週の備忘録です。
ラジオを聴いていて思い出したのですが、「たまむすび」終了かぁ。10年で。
キラキラの後番組で始まった時はよく聴いていたけどなぁ。
最近は聴く機会が減っていました。
うーん。TBSからどんどん聴ける番組が減ってるなぁ。昔はずっとTBSだったのに。
今ではニッポン放送が多いかも。大丈夫かなぁ。
寂しいような。これも時代のような。

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