体験したバイトの話 工場・倉庫

近年は副業の時代とも言われていますが、皆さまどんな感じでやっておりますのでしょうか。

しかし政府も「一億総活躍」などと煽っていますが、これって意訳すると「少子高齢化で年金が皆に払えないから、年金を貰う側でなく一生(年金の原資になる)税金を払う側に回って下さい。土日も、定年退職後もひたすら死ぬまで働き続けて下さい」ということですよね、ゾッとする話ですよね。

諸外国の人々が「日本は豊かな国なのに日本人はちっとも幸せそうに見えない」というのもこんなところなのかな。
まずはGOTOキャンペーンとかマスク8000万枚追加のようなムダ企画・ムダ金からなんとかして欲しいものなのですが。

まあこのあたりの改善は選挙にせっせと通うか内閣府のホームページに投稿するなどの他、手は打てません・・・

それはさておき自分での防衛も必要ですよね。

今回より自分が転職の合間などに経験したバイトなどについていろいろ書いていこうかと思います。

今回は、募集で「倉庫内軽作業」とか「工場内作業」などとの見出しで募集されているバイトについて書いてみたいと思います。

自分は元来モクモクと一人で作業をつづけるのが割と得意で、実はチームプロジェクトのようなチームプレー!?はあまり得意なほうではありませんでした。
やっていたスポーツもテニス、水泳、野球と個人技でカタつけるものばかり。「野球はチームプレーだろっ」というツッコミ入りそうですが、自分に言わせればあれは個人プレーをする人が9人集まったスポーツで、サッカーやバスケットなどとは一線を画すスポーツだと思いますです。

という話はさておき

今までいくつかやってきたバイトの体験談、オススメ度など書いてみたいと思います。
今後これらをやってみたい人の参考になればと思いますが、あくまで自分の体験だけをもとに判断していることをご了承下さい。

まずはモクモクタイムが苦にならない人向けの軽作業です。

近年ギグワークなどにも取り入れられてきていて単発で入ったりする人も多いのではないのでしようか。
因みに軽作業=「軽い」「楽な」作業という意味合いとは少し違っていて、どちらかというと技量・スキルを必要としないという意味合いで「軽」ということです。
「軽作業」とあったので行ってみたところ、かなりのハードワークで筋肉痛どころか関節痛まで発症したなどの例もありますので、作業内容は事前に要確認です。

自分がやっていた時はこの案件の見つけ方としてはどこかの派遣会社にまずは住所・氏名・連絡先などの個人情報を登録しておき、その後登録したメール宛に「こんなバイトありますよ~」みたいな感じで
【〇月〇日 場所○○ 時給○○】  といった候補がズラズラと列挙されたメールが送られてきます。

その中から自分の選んだものに申し込み、申し込みのあと採用・不採用のメールがその日のうちか翌日あたりにメールで来て【〇月〇日 ○○時 場所〇〇に行って下さい】の様な感じで指示があるので当日そこの場所に向かいます。

大体は工場の入口の警備員さんがいる守衛所のようなところで名簿に名前を書き、その後ずずぃと中に入って待機所のようなところで開始時間を待ちます。たいてい他にも何人か来ていますがここにおいての作業開始までの長い沈黙に耐えられないという方も多いですよね、自分もまあまあストレスでした。

しかしながら今後ここでしばらく働きたいなあ~という方はたいていその作業現場を仕切っていると思われる40~60歳くらいの常連おばさまグループが居ますのでその人らに挨拶などして仲良くなっておくと後々仕事がスムーズにいきます。

こう言った人らはバイトリーダーみたいになっている人も多く、何度か通って顔見知りになったりするとその工場作業内においての楽なポジションにつけて貰えたりします。基本、若めの男性には丁寧にいろいろ教えてくれたりもしますので若めの男性はゴロにゃんとすりすりしてみて下さい(ことのほか気に入られてしまっても責任は持てません)。
そして若い男性以外のおっさんや若い女性には厳しかったりもするので多少のアパルトヘイトを覚悟の上接することも必要です。

自分の時は休憩時間におばさんが若い♂連中にアメなど配っていましたが、中年おやじの自分にはなぜか回ってきませんでした、いや別にいいんですけどね。
しかし男女問わず、古株で人間性にも問題がありそうな、そしていかにも人の好き嫌いが激しそうな人が仕切っている現場はやめといたほうがいいと思います。まぁよほどその人に気に入られていてればいいのですが。


あと一回キツかったのは夏休み期間か何かの募集で自分以外はほとんど20代の人達が大量に来ちまい、彼らはすぐに親しくなった感じで休憩時間も大盛り上がり。こういった状況になるとコロナ禍でもないのにソーシャルディスタンスをとられるという体験ができてしまうので気にする人は注意が必要です。
どう注意するかというと募集に「20代活躍中」とか「大学生活躍中」とか書かれていたら まあ、ご中年の方は応募見合わせたほうがよろしいかと。

あくまでワタシ視点ですが、工場作業でのダントツのオススメはシール貼り、梱包です。

ワタシがやった作業で多かったのは、時計やCDなどにシールを貼り梱包して箱に詰めるというものです。

より効率良くやるためのコツは同じ作業はできるだけ多くやるということです。

例えば一個の商品を完成させる時、シールを出して、貼って、梱包して、箱に入れるという流れでなく机の上に50枚シールを出す、50個分貼る、50個分梱包する、50個分箱に詰めるという流れでやるのが正解です。これは50個より100個、100個より200個と数が増えればより効率は上がります。まあ狭い机しかあてがわれなかったらダメですが。

あとは流れ作業でもそうでなくてもやり初めから飛ばしぎると後半必ずバテるので最初は確認しながらユルユルいきましょう。

そんなこんなで昼になるとベルが鳴ったり、昼休み案内のお声がかかったりしてお昼になります。だいたい持ってきた弁当か近所のコンビニ弁当を控室で食する感じになります。

そして昼休みが終わり午後のお仕事開始⇒また午前中と同じことを延々と行っていくので発狂しないように。

夕方になり作業終了!
ここで残業を打診されるかもですが嫌ならきっばり断りましょう。

あとはタイムカードに記入するか何かして解散です。

ホントにこの仕事は黙々と一人で作業するのが好きという方はあまり苦にならないでしようが、同じことの繰り返しが苦手な人はメンタルに異常をきたし薄笑いを浮かべながら作業をするハメになってしまうでしょう。どちらかと言うと女性に向いている様な気がしています。

退屈さを紛らわす方法としては、このワンパターンの作業がどうやったら効率よくできるのか、どうやったら楽に速くできるかなど考えながらやると結構面白かったりします。
そばにいる人と自分の速さを比べたりしてね。

けれど

これは余談ですが自分の若い頃の体験談です。

工場のバイトに入った時に自分と同じ机にかなり年配の人が配置され同じ作業をすることになりました。
老眼で細かい作業をかなり苦にしているような方でしたが気のいいおじさん(おじいさん?)で作業中でも結構色々話したりしていたのですが、そのうちあまりにも作業が暇だったこともあり私はこのおじさんがその作業を1ケース分完成させる間に自分は何ケースできるかどうか・・・などということを考えてしまいひたすら猛スピードで仕上げまくりました。
作業も終わり、帰る時間になったら出口の所でそのおじさんは工場長の人に呼び止められ、「向かいの彼が2ケースやる間にあんたは1ケース半しかできてない」などとネチネチ言われていました。
そのおじさんだって老眼で苦労しながらも出来る範囲ですご~く一生懸命やっていたのですが・・・なんか後になってちょっと悪いことをしちゃったような気がし、心のしこりになって残ってしまったものでした。

とまあ脈絡なくずらずら書いてしまいましたが、工場バイト・・・スキルが身につかないことを除けば割とよろしいのではないかと。

ただ学生さんとかなら選択肢は多くあるだろうしもっといろいろ体験できてその体験がSNSで発信できるようなもの、将来の役に立つ営業系など?がよろしいかと思います。

ではでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?