マガジンのカバー画像

エンジョイ・オタクライフ

29
オタクエッセイと時たま感想文。最近は夢女子絡みの記事が増えてる。※Fate関連はこちら⇒https://note.mu/hayam1_/m/m81cbf88d3728 ※ヘッダー… もっと読む
運営しているクリエイター

#夢女子

ガチ恋夢女子極めたら、脳内以外で推しに会えました

公式イベントの等身大パネルとかそういう話ではない。 私はフィクションの登場人物に恋愛感情を抱く、いわゆる「ガチ恋夢女子」です。 かつては夢女子である事を受け入れられなかったり、原作解釈との矛盾や罪悪感に葛藤して二次創作やめようと思う程こじらせていたのに、最近では余裕で推しと脳内会話が出来る程度には、夢女子としてのスキル(?)が極まってきました。 とは言え、夢女子としての自分に対する恥ずかしさも(以前よりはだいぶ減りましたが)まだ残っているため、「会話できるぜ!!」なんて

公式の供給により「お前の解釈を挟む余地はねえから」と言われると(正確には「言われたように感じられると」)夢女子は簡単に死ぬ。しかし、キャラ解釈をギリギリ捻じ曲げない妄想でどうにかリカバリーをはかり、何度でも蘇るのもまた夢女子なのだ。タフネス。

自我がねじれたアラサー夢女子が15年ぶりに夢小説を公開し、尊厳を取り戻すまで【後編】

この記事は、自我が分離してねじれている女オタクが夢女子である自分を恥ずかしいと思いながらも、やっぱりやめられなくて、自分の中の恥ずかしさや恐怖と戦いながらも、二次創作と向き合う過程を書いた記事です。 つまるところただの自分語りなのですが、自分の心境を整理したいのと、忘れたくないので記事にまとめました。 もしご興味のある方はお付き合いくださると嬉しいです。 ◆前編はこちら◆ 前編は、夢小説を書き始めましたが、批判されるかもという恐怖から、およそ三年間誰にも見せずに書き続

自我がねじれたアラサー夢女子が15年ぶりに夢小説を公開し、尊厳を取り戻すまで【前編】

自我がねじれています。人として、オタクとして。分離して、ねじれて、絡まっています。 男性的な部分と、女性的な部分が結構ハッキリ分かれており、そして同時に女オタクとしても、原作厨、腐女子、夢女子という3つのペルソナに分離しています。 それらがねじれて絡まって強い葛藤を生み出し、オタクとしての生きづらさを感じていました。 その中でも特に厄介なのが夢女子です。ガチ恋だし、同担拒否だし。原作厨でもあるから、同じ作品のファン同士で仲良くしたいのに、嫉妬という感情が邪魔をする。

【占いレポ】夢小説やめた方がいいんじゃないかと悩んでたけど背中を押してもらって吹っ切れました

先日、西洋占星術の鑑定を受けました。鑑定自体はこれまでに何度か受けているのですが、今回は「二次創作(夢小説)について」という、かなり絞ったテーマで鑑定してもらいました。 占星術師・水煮さんの「創作活動のための星占い」今回、占星術師の水煮さんに鑑定していただきました。 水煮さんは、一次二次問わず創作・表現活動をしている方向けに、占星術で鑑定を行っています。占星術を用いて、作風分析や活動の方向性、合ったやり方など様々な内容に答えていただけます。 創作していなくても、これから

夢女子がカフェで夢小説書いてみてよかったことと、ちょっとだけ困ったこと(作業環境も晒すよ)

みなさん、文章はどこで書いてますか? 私は画面さえ覗かれなければ、割とどこでも書けるタイプです。 スマホでなら、布団、ソファ、カフェ、電車の中など色々なとこで書いています。時折ノートPCでも書きますが、PCは基本家のみで、出先でPCでの執筆作業をした事はありませんでした。ついこないだまで。 恥ずかしながら、在宅ワーカーのくせに外出して仕事をしたことはありません。なぜかと言うと、私にとって「仕事する」という事自体がハードルが高いので、それに加え出かける準備と、画面を見られ

夢女子は何故「オリキャラ」を投入するのか

私は女オタクです。Twitterとnoteでは割とまじめな原作厨として色々書いていますが、腐女子と夢女子の両方こじらせていて、頭の中はアレな妄想でいっぱいです。 私のように両方の属性がある人間はおそらく少数派です。基本的に腐女子と夢女子は相容れない存在で、Twitterでは住み分けしている人の方が多い印象。もし両方こじらせててもアカウント分けてるという人は多いのではと思います。 実は先日、「腐女子の友人から『原作のキャラで完成されているのに、何故オリキャラをわざわざ投入す

他者に寛容でありたい女オタクが思うこと。

なんとなくふと、私の女オタクとしてのスタンスって「僧侶」みたいだなって思いました。 私は「ガチ恋同担拒否」で、今のジャンルでは「CP固定」です。 ともすれば過激派になりがちな嗜好ですが、「地雷踏んだ時に自分の気持ちを他人に押し付けるのは間違い」と考えています。同じキャラが好きな人でも仲のいい人には嫉妬しませんし、地雷を踏んだらそっ閉じします。 うっかり地雷を踏んで、嫉妬だの憎しみだのが浮かばないわけではない。けれどそれに囚われても、ぐっとこらえる。やり過ごす。 この行

地雷を踏みすぎて心が折れそう。地雷が多い女オタクの呻きと、ささやかな祈り

マイナー嗜好で地雷が多い女オタクが、地雷を自覚して頑張って自衛するけど、限界があるし、やっぱり苦しいと呻いてる記事です。 この記事で、違う嗜好の方に喧嘩を売るつもりはないです。また、友人・知人の好みが私の地雷であっても気遣う必要は全くないです。 「同じ作品好きとして仲良くしてくれてありがとう、これからもよろしくお願いします」という気持ちは変わりません。 本当にただ「こいつアホやな〜〜〜」「自意識過剰やな〜〜〜」と笑ってほしい一心で書いたので、笑ってもらえたら救われます。

【萌え語り番外編】生ける乙女ゲー男。うちの旦那様を紹介する

今日は、うちの旦那を紹介する。この記事は、つまるところひねくれた女オタクのただの惚気なのだけど、興味のある方は、酒のつまみ、何かの暇つぶしにでも読んでほしい。そして「アホな夫婦だなあ」と笑ってやってくれると助かる。 うちの旦那は、顔は普通だけど行動は男前、というか、乙女ゲーとか少女漫画とかの文脈を地で行く男だ。夢女子を惑わす男前ムーブの数々、手厚すぎる福利厚生……。こんな男本当にいるのか? 私の脳内妄想じゃないのか? と真面目に不安になるレベルなので、そのエピソードを語りた

隠れガチ恋女が語る「ガチ恋」のメリットと女オタクの悲喜交々

※私は二次元オタクであり、「同担拒否」「推し」「ガチ恋」等、これらがアイドルオタク界隈の用語がルーツであることは承知しているのですが、今回は「非現実的な対象への恋愛感情」ということをメイン扱っているので、わかりやすい単語として全文通して使用しています。ご了承ください。 私は夢女子で、多分ガチ恋って奴です。 おまけに同担拒否で、独占欲もかなり強い。 しかも二次元のキャラクター相手です。 「え、二次元…?キャラクターに恋するとかマジでキモい」 そんな声が聞こえてきそうで

とあるオタク女の乙女心

私は腐女子と夢女子、両方の属性を持つハイブリッドオタクだ。 普段から「雄っぱい揉みたい」「脇チラやばい」など煩悩にまみれている。推しが尊ければ拝むし、男同士が作品内で仲良くしていれば、そういう目で見てしまう。 しかし実は、自分で言うのは少し恥ずかしいのだが、どちらかというと根っこは乙女で夢女子寄りという少々めんどくさいタイプのオタクだ。 このことに気づいたのは割と最近だ。 というのも、私は幼い頃から男勝りに振る舞い、自分の中の女の子な部分を封印していたからだ。本当は女