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朝スタバから卒業、、の今


出社の前に
スタバに立ち寄るのが
日課でした

混んでる電車が嫌なので
早めに家をでて
職場近くのスタバで
束の間過ごします。

官庁街の最寄りだっため
朝の時間に集う人は
それ風のビジネスマンや
キャリアウーマンぽい人が多く、
パソコン開く人
今日の仕事の打ち合わせをする人
読書をする人
新聞を広げる人などなど、、、
そして、
決まって9時ごろに
私を含め、
みんな各々、お店を出ていきます。


私はそこで毎日、
何をしていたか、、、

家族へのLINE連絡時間に
充てたり
インスタを更新したり
DMを送ったり
返信したり
手帳を広げて何か楽しい予定を考えたり、
そんな風にして
過ごしていました。


がやがやとした空気は
BGMと合わさって
心地よく、
そこで過ごすのは
大切にしたい朝の習慣でした。

コロナで一時的に
お店が閉められた時は
前を通るたびにしょんぼり。
みんながあの場所で
過ごす時間を
心待ちにしていたかのように
営業が再開されたときは
見覚えのある常連さんの
姿がそこにありました。


サービスが開始された当初は
「まだまだ東京のお店だけですよー」
ってスタッフさんが言ってたけど
私の通うこのスタバでも
コロナ禍で一気に
モバイルオーダーができるようになり
最寄り駅に着く前にオーダーし
近くに向かう頃
「ご用意できました通知」を
受け取り
それをカウンターで見せて
ドリンクを受け取ります

といっても、この時間帯に
訪れるのは
ほぼ常連さんなので
フレンドリーなスタッフさんには
画面をいちいち提示しなくても
「顔パス」で通じてた笑。

私はもっぱら
ソイラテ一辺倒ときどきはちみつ
たまに違うものを頼むと
「今日はめずらしいですね!」と
しっかり拾ってくれる
優秀で優しいスタッフさんばかりでした。


最初にご紹介したように
この店は
ビジネスマンが多かったのですが
時々、
定期的に会う女性がいました。
会う、というより
「私が一方的に見つける」なのですが、
その人は
さりげないおしゃれが
ひときわ際立っている人で
お見かけするたびに
「わぁ、素敵だなぁ」と
見惚れていました。

シルバーヘアの60代前半くらい?
スタイルはショートボブ
きっとカットのうまい美容院
なんだろうな。。って想像したり、
仕立ての良いジャケットに
シンプルなスカート
そこから靴にリンクするような
絶妙なタイツの色、
忘れられません。
毎回、うっとりと見ていました。
何ひとつ、尖ったものはないのに
あの雰囲気はなに⁈
何を仕事にされてるのかしら?
あんなステキな
オリジナルな
センスの持ち主になりたいな、
そう思いました。

そんなこんなで
小一時間を過ごしたのち、
タイムリミット、
今日もいよいよ、
ここを出て
職場へ向かわなくては
なりません。


本当なら違う方向に
歩いていきたいけれど、
行く先はこっちだよ、と
あっちの方向を向いてる
私のココロのベクトルを
目を瞑りながら
ぐぐぐっとこちら側にむけ

「今日も、行くか」

と自分で自分を
鼓舞して席を立ちます。

誰かしら目の合ったスタッフさんに
「ごちそうさま」
って伝えると、
決まって返ってくる
「いってらっしゃい」に
背中押されてね。




あれから季節は3つを越えて
今はもうね、
私はね、
ベクトルの向き
無理やり変えなくても
よくなったんだよ!




日曜日の午後、
お気に入りのあのカフェに
行ったら、
あいにくの満席
場所を変えてスタバへ


久しぶりにスイーツも、
ってショーケースを
のぞいたら
ケーキやその他いろいろが
めっちゃ値上がりしていて
びっくり😳
ここにも世の中反映されてるわ



こちらにしました☺️

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