卒業式まで死にません

本州北上一人旅開始から完遂、そして現在まで
南条あやちゃんの「卒業式までは死にません」を
読んでいます。

なんで一人旅のお供に、他の大量の積読を差し置いて卒業式まで死にませんを選んだかっていうと
「なんか〜同い年の子だし〜病んでるっぽいし〜私も結構病むし〜、一人旅とか怖い事でいっぱいだし〜なんか心の支えになりそう〜。」みたいな
ぼんやりした動機。本を選ぶのに動機は重要じゃないと思いませんか！パッションが重要！

私も丁度進路が確定して春までかなり暇を持て余しているし、そして不登校時代に私も睡眠薬を服用してたからなんかシンパシーを感じちゃうんですよ。でも睡眠薬、本当に怖すぎてこれ飲んで無理やり眠るくらいなら不眠の方がマシ！と思ってすぐ服用やめたんですけどね。

不登校時代の不眠の話

「まず眠れない、仮に眠れてもしょっちゅう深夜に目が覚めて金縛りに合う、夢から覚めても夢の中でした声がしたり、同級生が私を呼ぶ声が聞こえる。」とかが症状でした。とにかく正常な睡眠が出来なくてやばいし、なんか涙も止まらないから、母に勧められて初めての心療内科へ！待合室でメンタルアンケートみたいなやつを記入して提出。その後診察が始めるまでが長くて長くて色んな事を考えちゃいます。

「この先私どうなっちゃうんだろう。『私は言語習得得意だから〜国際系の大学行って〜国連とかに入っちゃって〜ウハウハ人生！？成績も良いし〜私生徒会だし〜てか私可愛いし〜ガチで最強の女じゃん〜』って思ってた頃と今のギャップやば。将来どうしよう。高校やめたら私は何になるの？」

とか考えちゃってヤバい時に彼氏からLINE
「病院何時に終わる？今日会いに行くよ。」
ちょっと優しさがあたたかすぎて待合室で人目も憚らず大号泣しちゃいました。

涙も収まった頃やっと先生に呼ばれました。自分の高校での思いを開示していきます。話してたら泣いちゃうかと思ったけど、なんかかなり冷静に自分の事を喋れました。あとはとにかく自分の辛さに名前が欲しかったので「これは何なんでしょうか。」と無理やり先生に聞いて、その名前を聞きました。ここでは言いません！秘密！

余談。辛くて死にそうで眠れなくて泣くしかないみたいな日々を過ごしてると、妙に空とか見て感動しちゃうの分かります？前よりもずっとなんか空とか見ちゃう。だから神聖かまってちゃんの「友達なんていらない死ね」の不安定な音調と歌詞から唐突に冷静に「秋の空が、とても綺麗だ。」って展開するのすごい分かりすぎてやばい。同じような事で悩んでて、神聖かまってちゃん好きな友達と「ここマジで分かるよね！！！！」って大興奮しながら共感したのを思い出します。「友達なんていらない死ね」大好きです。代弁してくれるというか、一緒になんか立ち向かってくれるというか、心に寄り添ってくれるというか、最高です！歌詞貼っときますね！

人との会話を楽しめなくて「えっマジ！うっそでしょ！」とかを脊髄で喋ってる感じ。すごい分かる。私もそこに没頭したいけど、なんか出来なくて、友達って呼べるものはいっぱいいて、そばにいてくれるのに、自分がここにいるって実感ができなくて辛くて孤独で、みたいなそんな感じがすごい分かる。友達は悪くない、私の問題で、そんな自分が嫌で、でもどうしたらいいか分からない。これをこんなに捉えてる曲は他にないですね。秋の空がとても綺麗だ。

かまってちゃん繋がりで、靖子ちゃんと一緒に歌ってる『瞬間最大me』がすごく好きです。

「"わかる！"って言えば生きづらくないなんて
思考停止やめて」

って歌詞が特にめっちゃ好き。

『非国民的ヒーロー』も超好き！以下歌詞！

マジで良い、、、の子×大森靖子ってなんでこんなパンチライン繰り出せるんだろう、、大好き。

学校行きたくないけど行かなきゃいけない日の通学路で、みんなが授業受けてる昼間に心療内科へ向かうバスの中で、聴いてました。神聖かまってちゃん、大森靖子、相対性理論、YMO、ありがとう！！！！一時は音楽が聴けなくなる程追い詰められましたが、唯一坂本龍一のピアノだけは聴けたのを覚えています。眠れない夜に夜通し聴いてました。

⤴︎︎︎なんかこの感じを言語化出来たら満足しちゃった！気が向いたら睡眠薬怖い話また展開しますね。