元恋人③の話4
元恋人③の話4
よくここまで読んでくださいました。長いのにすみません。ありがとうございます。
前回は、元恋人③に対する悩みについて書いた。
今回は、元恋人③の話、最終章(?笑)。別れとその後の話。
別れる頃の一悶着①
彼は県外の大学に進学した。会えない間の連絡は、相変わらず私の都合であまりすることができなかった(前回の悩み①参照)。
大学1年の超初期なんて、暇でしょ。それに、慣れない地での生活。そのうえ彼女との連絡が頻繁に取れない。より一層寂しさが増したのだと思う。
ゴールデンウィークで彼が帰省して、一度だけデートをした。私からしたら、いつも通りだったと思う。
そのデートから1週間くらいたって、彼から、別れたい旨のLINEがきた。
「君にはもっといい人がいると思う。自分では釣り合わないのが辛い。」こんな内容だったかな。
私にとっていい人かどうかは私が決めることである。そう彼にも言った。
でも彼の気持ちは変わらないようだ。これ以上彼を追い詰めるのはかわいそうだと思った。だから、別れることに同意した。
でも同時に違和感があった。
別れる頃の一悶着➁
この違和感、勘がいい人はわかったかもしれない。
圧倒的デジャヴ。
やたら勘のいい私は、気づいてしまった。同じ学科に女がいることに。
というか、彼のガードが甘かった。SNSをみれば簡単にわかることだった。
確かに彼は私と付き合うときもそうだった。1度あることは2度ある。
私と別れてからすぐに、同じ学科の方と付き合い始めた彼。嫉妬心とか全くない(つもりだった)が、そうなると気になっちゃうよね。
ガードが甘いくせに、勘は良い彼。Twitterで私をブロックした。
普通に腹が立った。円満に終わらせたつもりなのにそう拒否られてしまったら面白くない。
今思えばおとなしくしてろよ自分、って感じだが、当時の私は、この人は何様のつもりなんだ?と思って、ブロックした?と彼にLINEした。(いやな女、笑。)
初めて彼と揉めた。
なんか監視されている気がして、と言われた。してますが、とは言えない。いや、されない方がおかしいと思え?って話だが、こちらとしては円満に別れたつもりなのに、そう拒否られてしまったら自分の過去に傷がつく、心外である、そんな感じのことを言った。
新しい彼女については言及しなかった。したら先輩と同じだと思った。
彼はブロックを解除してくれた。フォローしなおしてくれた(それはいらないと思ったが)。
同時に、この人は本当に学ばないんだなーと思った。別れてよかったと心底思った。
別れた後の話
別れてすぐ、同じ部活の同級生のグループに別れたと伝えた。彼女らには多大なるご迷惑をおかけしたから。
次に、先輩にLINEした。すっきりさせたかった。彼女の傷を掘り起こすことになるだろうと思ったが、自分につけられた傷の報復()と、けじめを込めて、報告と謝罪を済ませた。
別に先輩と仲直りしたわけではない。でももう関わることは一生なくなって、私の心は軽くなった。彼女がどう思っていたかは知らないし、知りたくない。
それから彼との膨大な数のLINEのトーク履歴を削除し、私は過去から解放された。
別れた相手に、誕生日など祝わない。その時の彼女が見たらどう思われるか、と考えるし、そもそもそこまで気に留めたくない。
彼はマメな人だから、別れた後の私が彼の誕生日を祝わなかった2年間、私の誕生日には必ずLINEをくれた。正直気持ち悪いと思ってしまった。ごめん。
親切な人だと思う。でも私のことは忘れてほしい。黒歴史すぎてあなたのことをいちいち思い出したくない。
20歳になった昨年度の誕生日から、そのようなメッセージが来なくなった。同じ学科の女性と別れたからであろう。その女性と付き合っている間は、私の存在がどこかにちらついていたのだろうな。
そんなこんなでまとめると
彼は私をいつもかわいがってくれた。
芋女子高生()の私をかわいいかわいいと言ってくれた。
寂しがり屋で、やさしい人だったと思う。
根本的に感覚が合わなかった。ただそれだけ。彼を必要とする人は世の中のどこかにいると思う(たぶん)。
次に付き合う人は、私が全然LINEを返さないことにたくさん苦しめられない人がいいな。
それから、友達みたいにラフな関係で、それでいて愛情表現もする間柄がいい。甘い恋人ごっこは疲れちゃう。
なんだか難しいことを言っている(笑)。
次は、元恋人④の話を書く。
一番最近に付き合っていた人(2020年6月現在)。
彼の話は1つで書けるのか、はたまた2つ?
彼は素敵な人だから、丁寧に書きたい。
では。
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