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ギャラリー・画廊に行くという楽しみ

皆様は画廊、ギャラリーに行った事はありますか?

多分ないんだろぉ~!
そして偏見と遠慮があるんだろ?

「絵を売りつけられそう」
「作品買う気がないのに行くのは気が引ける」
「なんだか怖い…」

そんなチキン満載な日本の皆様に、日本のチキン教育を受けたあなた方に、今宵は画廊・ギャラリーの楽しみ方教えましょう。

基本無料なのです

これは知ってる人多いかな?
画廊は基本無料です。
すごーーーーーーくまれに、入場料取る画廊があるけど。
もしね?そんな画廊に行ったらね?
「あ、じゃぁいいです。」と、キッパリ断りましょう。

だってさ!画廊ってさ!狭いんだよ!泣
美術館とは違って極狭なんだよ!

「は?これだけ?」
って、俺は初めて画廊に行った時思ったよ!
今でも覚えてるよ!19歳の初夏だったよ!

当時行ってた美大向け予備校の講師の個展に行った時の事です。
あけすけな俺はそのまんま言葉にしたら先生超絶苦笑い。苦笑
いや、あん時は大変失礼いたしました。汗
中村先生ごめんね!
28年の時を経て、お詫び申し上げまする。

画廊に入るまで、最初は不安

大体の画廊は古いオフィスビルや、場所によっては倉庫のテナント借りてます。
そのため初めましての人はビビります。
自分も最初慣れない時はエレベーターで不安になりました。
「ここ、本当に入って大丈夫なの?」
「入るとこ間違えた???汗」と。

ただし、画廊が入ってる階に着いてドアが開くとあら不思議。
そこには画廊があるのです。

そして思うのです。
「あ、大丈夫だったんだ。(ホッと一安心)」と。

自分も最初はそうでした。
でもすぐ慣れるから大丈夫。

買わなくて全く問題なし!

基本画廊に来る来場者の皆様の、ほぼ全員は買う気なんて一切ありません。
ただ見るだけ~。

それで画廊オーナー・スタッフや作家が気分害すと思う?

答えは「そんなワケねぇだろ!」です。

なぜか?
簡単だよ。自分も買う気なくて画廊に行くことがほとんど全部だからだよ。

そして俺はアートを購入したことございません。

ただね?
「作家業やってて作品売ってるんだったら買った経験があった方がいい!」
と、力説してくる美術関係者、います。

うぜぇ

以上です。

買いたいなーと思うことはありますよ?
欲しいと思って予算内なのに遠慮する必要はありませんよ?
でも今は少なくとも無理だなーだって俺そういうスイッチ入ったら際限無く買っちゃう気がして怖いモン。だから観るだけ♪

そんなモンですよ?

だから買う気が無くても気にすんなチキンどもよ。

画廊に行った時の作法

画廊やギャラリーに行くにあたっての作法。
以下です。

買う気がないのに何時間も滞在するな

いるんだよ!たまにだけどさ!
買う気もないのに思わせぶりな態度取って何時間も居座るヤツ!
暇なの?ねぇ暇なの?早く帰りなさいよ?
と、猛烈に嫌われること間違いなし!

よい子の皆様はやめましょう。

話しかけられてもビビるなチキン共よ

狭い空間の中で、作家やスタッフがいると気後れするよね?
でもそこは、割り切りましょう。

大体軽く声かけられることが多いと割り切りましょう。
画廊によってはイチイチお茶出してくるとこもあります。
気にする必要なく、ありがたくいただきましょう。

商談中と思われたら

たまーに「商談中?」みたいな時があります。
その時は、観るだけ観たらそそくさと帰りましょう。
決して邪魔しないように。勝負の最中ですから!(キリッ)

会話を楽しもう

作家からすれば、来場者がどんな人か探るのですよ。
はじめましての人なのか、はたまた以前も来てくれてるのにど忘れしてしまってるのか。

作品解説なんかも、軽くお願いすれば大体は話してくれます。
話がへッタクソな作家や画廊オーナーもいるけどね。

そして会話を楽しみましょう。
皆様が思ってるより画廊ってフランクな空間なこと多いです。
ばらつきはあるけどね。

そしてもし、作家やスタッフと仲良く話すことが出来たなら、遠慮することなく話に花を咲かせましょう。迷惑だなんて気後れする必要ないのです。
作家は案外それも含めて楽しんでたりしますよ?

作家の本音炸裂

正直美術作家は思います。思ってます。

「買う気が無いなら来ても来なくても、どっちでもいいです。」
「むしろ商談してる時や、買ってくれそうな人が来た時に、ただ観に来るだけのヤツがワンサカ来るのは邪魔」

でもね、一方ね?こうも思うのです。

「本当に買う気ある人以外が来なくなったら悲しい。寂しい。虚しい。そして暇…。
「買う気あるかないかなんて、どっちでもいいんだよ!観てほしいんだよ!作品通した構ってちゃんなんだよ!泣」と。

言い方はアレですが、美術作家とは、そういう動物なのです。
少なくとも俺はそうなのです。

どこに画廊があるの?

都内であれば
銀座京橋、青山、清澄白河、そして今は日本橋にギャラリーが増えてます。

それぞれ棲み分けや特徴があったりします。

銀座・京橋エリア

昔からある画廊街です。
いわゆる美術美術した作品が多い印象。

数え切れないくらいの、数百の画廊があります。
バタバタ潰れては、ボウフラのように湧いてくる。
画廊は大抵金持ってないので大通りより、一本入った小道にある事多いです。

ググればいっぱい出てくるよ!
犬も歩けばってくらい、アンテナ立てれば画廊ばかりです。

青山・渋谷エリア

銀座とは違って点在、みたいな感じです。
そして比較的ですが、イラスト系みたいなのが多い印象。
これもググるのが分かりやすい。

清澄白河・天王洲エリア

比較的「現代アート」と呼ばれる作品を扱ってる画廊が多いです。
やはり密集ではなく点在。ググりましょう。
倉庫を間借りして画廊にしてるとこが多い印象。
そのため天井がバカ高いとこも多いです。

日本橋エリア

やはりこのエリアも点在。
ただ最近増えてきてます。
現代アート系が比較的多いかなーという印象です。

どの画廊に行けばいいの?

画廊街に行く際の心得。
数撃ちゃ当たるの精神でOK!
むしろその方が気が楽です。
そしていい運動にもなります。歩き回る事になるから。

観るものすべてが素晴らしいと思えないと嫌だ!
なんて思っては決していけません。
だって自分の心に刺さる作品と出会えるかどうかはタイミングですから。
縁なのです。数撃ちゃ当たるでよいのです。
たくさん観てりゃ、そのうち出会えますよ。
無料なんだから気にする必要ないんだよ?

都内以外は?

すまん知らん。汗
ググって調べて!作法はどこも変わらんから!

さぁ画廊に行こう!

無理に行く必要はありません。
ただし、もし興味を持ったならば、いい運動と趣味にできると思うのです。
だから、もし気が向いたなら、気後れすることなく行ってきましょう。

きっと世界がちょっとだけ広がるはずだから。

今日はここまで。また次回。


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