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【感想文】ドラマ「ドラゴン桜」

仕事がちょっとだけ一区切りつきました。
よって今日は基本休みと決めて「ドラゴン桜」を視聴した。

そもそも何故ドラゴン桜を見る気になったかと言えば、以下youtube動画を見て興味を持ったから。

いわゆる学園ドラマです。
破天荒な弁護士が落ちこぼれの生徒達を東大合格に向けて指導する、みたいな。
文字で簡潔に記載するとベタで臭いですね~。笑

少々説教臭いけど暑苦しいメッセージ性のある物語が好きな人にだったらオススメ
全部見ようとすると2倍速でも結構な時間食います。
トータル何時間かは忘れたけど、計算すると7時間くらいか。長いね。
時間に余裕がある時に見てみる事を合わせてオススメします。

そして感想。
ネタバレは基本無いはずだから、興味ある方長いけど読んでみてください。

脳みその仕組みを活用

何がよいって、個人的にとっても心に響く文言が散りばめられている。
作者は脳みその仕組みも理解した上で、この作品を作ったのがとてもよくわかる。
脳みその仕組み云々の一例以下。

  • 軽い運動をかけ合わせた勉強方法が身につきやすい

  • 試験のスケジュールに合わせて普段から生活習慣を整える
    試験の時だけ違うスケジュールではない方が、普段どおりの実力を発揮しやすい

  • 朝の方が記憶に定着しやすい

  • インプットだけではなく、例え恥をかいたとしてもアウトプットがより重要

  • 睡眠時に記憶は定着する。よって睡眠削るのはご法度。

  • 勉強は楽しみながらやる事によって飛躍的に脳の吸収力がアップする

等々。

生真面目な価値観や美徳が正しいとは限らない

日本人の生真面目な価値観や美徳も場合によっては自分の首を締める事、人を傷つける事を示唆している。
具体的には親ブロックや自分に対する決めつけから来る諦め
それらに立ち向かう術や意識の持ち方が示されている。

素晴らしい作品だと感じた。

ちょこちょこフザけた演出や突っ込みどころもある。
けれど視聴率に追いかけられてるドラマと言う特性上致し方のない事なのかな。
野暮だな俺。一言多いのです。ごめんなちゃい。

親ブロックについて

親ブロックについて、もうちょっと詳しく。

作品中に、ちょこちょこと親ブロックや押しつけに悩まされる生徒が出てくる。
それを見てあらためて感じた事。

必死に育てればそれが正解?
俺、違うと思う。

親の決めつけや価値観の押し付け、否定が子供を堕落させてしまう。
子供の人生狂わせてしまう。

自分の子供だったら「こう育ってほしい。こんな大人になってほしい。」と、願うのは当然の事。

ただし!そこには大前提となる条件がある。
それは親とは別の人格、人生、時代がそこにあると認識すること。
子供は親の生き写しではない。
れっきとした、別の人格人生がそこにある

親ができることは、子供が自分自身の意志を持って決断した事を援助すること以外にない。
間違っても親がレールを敷いて無理やり歩ませることではない。
親の価値観や決めつけ、自分の時代にとっての正義正解を押し付けることではない。
ましてや自分のコンプレックスをぶつけたり、人と比べてディスる事ではない。

なぜならば、そんなことをしたら子供は自分の人生ではなく親の人生を歩む事になる。
他人の人生を生きる精度の悪いロボットに成り下がってしまう事になる。

それ楽しい?
俺は少なくとも楽しく無い。
楽しくなかったよ。
ちっとも楽しく無い。

考察。何故心動かされた?

この作品を見て、何が自分の心に刺さったのだろう?
何を学んだのだろう?
列挙してみた。

  • メンタルブロックは人生の邪魔をする。自分を縛りつける。
    もしそのブロックを外す事が出来たなら、その分自由になれる。
    幸せの選択肢が増える。
    選択肢が増えたからと言って幸せになれるとは限らないのが面倒なとこだけど。

  • 世の中の仕組みを知る事の大切さ。
    そしてそれらを知る事で、自分の人生に活かした者が幸せになれる確率を増やす事ができる。

  • 世の真面目や常識に縛られていたら、搾取される事が増えてしまう。
    本当に自分にとって必要なのは何なのか、考えて調べて、そして最終的には行動する勇気を持つ事。
    たとえ失敗したとしても、人から笑われたとしても、恥をかいたとしても、きっとその経験が糧となり血肉となる。
    後悔してしまう確率も減らす事ができる。

  • チャレンジと失敗を繰り返す覚悟
    それを持って行動を繰り返した者こそが自分にとっての成功、幸せを掴み取れるチャンスを得られる。
    絶対ではないから怖いし面倒だけど。

  • 脳みその仕組みを理解した上で己の人生に活用すること。
    健康および睡眠は土台です。
    「睡眠欲、食欲、性欲(人とのつながり)」
    これが人間の3大欲求で、欠かせない脳みその仕組みなのだと感じた。

  • 特に自分が思い知ったのは
    「能力を伸ばすために絶対欠かせないのは仲間(刺激)」という言葉。
    一人でイキって努力しても、続かず、悩み、壁にぶち当たる。どうしていいのか分からなくなる。
    2000年の自分がそうだった。
    毎日描いているのに年間1枚も絵が仕上がらない。
    積み重なるのは無駄な時間と絵具、そして苦悩。
    刺激がほしい。でないと自分は画家として前に進めない。
    そう願って寂しくて、当時普及し始めたネットに手を出した。
    キーボードもろくに触れないのに。
    pcなんて自分の人生に必要ないとタカをくくってたのに。
    結果刺激を受けることが出来、今でも懲りずに描き続けられている。
    刺激って、切磋琢磨するって大切だよね。
    あの頃相手してくれた方々には感謝してます。
    掲示板と相互リンクが懐かしい。

  • 意識を持つ事の大切さ
    まずは意識を持たないと行動は生まれない。
    仮に人生変えたいと願うのならば、何が足りないのか、どんな意識を持つ事が自分にとって必要なのか。
    人生このままで終わらせたくないのであれば、まずは意識を変える事から。
    そんな事を再認識させてもらった気がする。

結論

ドラマってなんだろう?物語の意味ってなんだろう?
ただの娯楽?金儲け?
それだけじゃない気がする。

ベタだけど、作品を通して感情に訴えかける事ができる
人を感動させる事ができる。

自分も、そんな絵を描けるようになりたいなぁ~
自分の作品で人の心を動かしたいな〜。
結局休んでても絵の事考えるんだな。俺。


今日はここまで。
長々と最後まで読んでくれてありがとうございました。

また次回。


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