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私がスタッフにオススメしている本 一覧


こんにちは、ハヤカワ五味です。

ここ半年くらい特に読書ブームですが、それ以前も数人の先輩に勧めてもらった本を中心に読んでおりました。やっぱ尊敬する先輩のオススメしてくれる本は大体めちゃ良い本だったんだな…と自分で本を選び始めてから痛感しております…。

ということで。

↑こんな質問が来ていたので、ざっくりまとめてみました。


目次
・自己啓発
・ビジネス
- 人事
- マーケティング
- リテール
・文化理解
・汎用性高め雑学
・キャリア


▶︎自己啓発

・嫌われる勇気
どう頑張っても思考回路がマイナスすぎてどうしようもない場合には、まずアドラー心理学です。もはや処方箋のようなもの。

・夢をかなえるゾウ
イメージとしては、色々な啓発本に書いてある内容がぎゅっと濃縮されている感じです。読みやすいわりに「ほんとそれな」という内容が多いのでお得感があります。どちらかというと、後輩などの他人に話すためにというよりは内省するために便利な気がします。


▶︎ビジネス

▷人事

・採用基準/生産性
悩んでいる時、先輩にこの2冊をもらってだいぶ救われましたね。
採用基準はリーダーシップについて、生産性は生産性についてです。どうしても少人数にて勢いでスタートした組織はどこかしらで「採用」や「給与」「契約継続」で揉めることがあると思います(少なくともうちは)、そういった際に頭を冷やしてくれる、自分のもやっとした部分を言語化し再確認できる本だと思います。個人的には、この二冊に書いてあることが元々自分の価値観に組み込まれてしまっていたためスタッフとの齟齬が多く悩んでいたので、だいぶ言語化を支えてもらいました。

上記が難しくて読みづらいよ〜って場合は、以下でもOK。かなり近しい内容だった記憶があります。新卒の子に勧める場合とかも以下を推奨。


▷マーケティング

・ブランディング
これはほんと良いですよね。めちゃ分かりやすいので学生さんにも勧めやすいし、内容はかなり新しくかつ広く網羅されています。私は主に配る用として購入し続けています。ブランドがどうしてブランドたりえるのか、なぜ大きなお金が動くのか…という部分の説明が分かりやすい。

・戦略PR
良いなあと思ってた男性の"かっこいいなあと思った仕事絡みの話"が全てここに載っているのに気付いた時は愕然としましたね。広告代理店にキュンときたら一旦これを読もう!
さて、そういうどうでも良いエピソードはさておき、どういったルールで人の心が動かされるのかという話を中心にされています。どうしても日本で言うPRってリリース打つとか雑誌載るとかなりがちなのですが、そうではなく驚きを提供することで自然とPRになるよ的な話とそのルールが書いてあります。私は広告系の会社のインターン経験があるのですが、そこで習ったことがしっかりまとめられている印象。

・「欲しい」の本質
たまたまkindle unlimitedに入ってたので読んだのですが、私がブランディングや商品開発で一番大事にしているインサイト(購買意欲のツボとか言われるやつ)についてめちゃわかりやすくまとまっています。インサイト発見はめちゃ大事ですが、いざ説明しようとするとなかなか的確な表現が見つからず困っていましたが、この本はほんとよくまとまっているなあという感じです。大事な考え方として人は意識的に物を選んでいるようで、実は無意識が関係しているのでアンケートを参考するにしてもコツが必要だし、よく観察しないとダメだよねって感じの話。


▷リテール(小売)

・創造する未来
ファッションビジネスという概念を日本に持ってこられた尾原さんの著書。ファッションビジネスを専門にしている人には少し物足りない可能性もありますが、少なくともファッションビジネスへの理解に抜けがある気がする、カルチャーは強いけどビジネスは…みたいな人にはぴったりだと思います。表紙がクラシックな感じですが、かなり最近の話まで書いてあります。ちょっと分厚いので読むのに勇気が必要な点だけ悩みどころ。

・ヒルズ 挑戦する都市
いわゆる館(=ファッションセンター/商業施設)についての理解が深まる本です。あと個人的にこの本を読んでラフォーレ原宿に店舗を持つことを決めたこともあり思い入れが深い…。どのような思想で手順で、商業施設が作られるのかがサクッとわかるので少しだけ日常に深みが出ます。個人的には、建物を作ることで都市を作るという考え方が無かったので新鮮。

・リッツ・カールトン 超一流サービスの教科書
販売とかサービス業をやっている場合にはすごく役立つと思います。私はとても反省する点が多く震えながら読みました。一番グッと来たのは「お客様に恥をかかせない」こと、「電源プラグは刺しましたか?」という定文も分かりやすい、詳しく知りたい人は読んでください。


▶︎文化理解

・若者離れ
若者で情報を発信する立場なので、自戒を込めて読みました。自分世代の価値観を常識だと思い込んでしまうと遅かれ早かれ面倒な老人になりそうなので、自分たち世代はどのようなバックグラウンドでどのような価値観を持っているか俯瞰して把握できると良いですよね。

・貧乏人の経済学
"ベンチャー/起業あるある"として、なんだかんだ育ちが良いから常識が若干ずれているみたいなことってあると思ってて。私は自分の家庭を金持ちだと思ったことは一回も無いですが、少なくとも日本で東京生まれ育ちな時点である程度はお金を持っている部類なはずなんですよね。そういったバイアスを把握するために有意義な一冊だったと思います。あと人ってそこまで合理的に動かないんだなあと感じる本。

・完全教祖マニュアル
日本だと宗教について触れる機会が少ないと思いますが、キリスト教とイスラム教で大体全世界に40億人といると言われていますからね。国内マーケットのみで良いなら知らなくても困りませんが、もし国外展開をする予定ならば最低限知っておかないと大事故を起こす可能性を孕んでいます。ということで一般教養として宗教知識は入れておきたいですが、とはいえ複数の宗教をまたいでサクッと書いてある本がほとんど存在しないのでレアな一冊です。めちゃくちゃアホみたいな書き方なので、ラノベみたいにサクサク読めます。


▶︎汎用性高め雑学

・宇宙に外側はあるか
まあこれは単に趣味かもしれない…。個人的にはベスト宇宙本…わかりやすい。これ読んだ後にインターステラーを見て欲しい。

・男が痴漢になる理由
タイトルの時点で興味深いですが、内容としても学びが多かったです。痴漢は依存症の一種で、多くの依存症は同じようなパターン・改善方法という感じです。最近、カジノ法案絡みでギャンブル依存症の話もちょこちょこ耳に入って来ましたが、そのような時の理解度が上がります。


▶︎キャリア

・私、子ども欲しいかもしれない
さまざまな女性(大義)が子どもがいたりいなかったりする生活をどのように送っているかを聞いていくお話です。この類だと、筆者バイアスがかかって筆者の意見に近い人が並びがちですがかなりバラけていて良い!では、自分はどうだろうか…?と考えるきっかけになります。

・生き抜くための恋愛相談
恋愛相談ってどうしても感情的になりがちだと思うのですが、それを淡々と論理的に寄り添って考えてくれる本。恋愛で嫌な思いをしていたり、モラハラ男に当たって自尊心がボロボロになってたりすると普通に仕事に影響が出る…というか少なくとも効率が上がることは無いのでそこもプロとしてカバーしていきたいですよね…。とかかっこいいこと言ってみましたが、自信を無くしてくるような恋人と付き合っている時間ほど無駄なものは無いのでさっさと別れましょう。そのためにも良いと思うよ、友人の話が耳に入らない時用。


以上です。

またなんか良い本あったら随時追加するかもしれません!


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