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時代が求めたフルロジック WM-703C (ウォークマン紹介#4)

どーもこんにちは。早川です。

今回紹介するのはWM-701C…ではなく、そっくりなWM-703Cです。

実際中身もほぼ同じっぽいのでなんで型番を分けてあるのかよくわかりません。
でも701cと違ってカラバリはなかったはず。


ちなみに、タイトルは701cと同年に発売されたメガドライブのCMのパロディーです。

それではやっていきましょう!


外観


のっぺり

比較するものが無いとあれですが、めちゃめちゃちっちゃいです。
さすがにWM-20あたりと比べると厚みがありますが、横幅はカセットケースよりちっこいです。

つるっとしたデザイン。カセットの下部に合わせた膨らみがいいですね。
むしろそれ以外に主張してくる部分がないです。
宇宙船的な未来感。

カセット窓が無いのはちょっと寂しいかも。

DBBと一緒にDOLBY B-Cも黄色くなってます。かわいい。



いつもの配置な操作系。

再生方向の表示ランプが三角になってるのが好きです。

イヤホンジャックの代わりに9極プラグになってます。
これのおかげで小型化とフルリモコン化が実現したらしいです。が、今使おうとすると困りますね…

一応普通の端子に変化するアダプターがあるんですが、現状3000円くらいするのも辛いです。

この前無くしてしまってだいぶ凹んでます。

DBBスイッチは伝統の黄色。

特になんでも無いような部分ですが、じっくり眺めていると綺麗にまとめられてるなあと思います。

銀メッキ部分のキラキラした感じもいいですね。


すきポイント

ここ大好きです。
多分プラスチックなんですが、すごい金属っぽい質感になってます。

イージーFF/REW(A,B面どちらを再生していても早送りボタンは早送り、巻き戻しボタンは巻き戻しになる)が付いてるんですが、肝心のどっちがどっちなのかが書かれていないので、ちょっと分かりずらいですね。


早送り巻き戻しは微妙に調子悪め。ピンチローラが悪さをしてるっぽいんですが、蓋を外して試すとなんともないのでややこしい、、、

PLAY/DIRの文字が出っ張ってるのも地味に好きなポイントです。

別アングル
手前のはEX80

ヘッド周り。
701c/703cのガム電池の蓋は破損しやすいのか、結構無くなってる気がします。

奥にはイヤホン端子のロックを外すためのスイッチが見えますね。

ヘッドはEXアモルファス。

こんなとこにもSonyロゴ。
ロゴ部分のパーツはヘッド、キャプションのベースを兼ねてます。


メカと音のはなし。

例によって画像がないです…

ベルトのかけ方の図を置いとくので参考にしてみてください。
長さは75mm 幅0.5か0.7くらいだったはず。

モーターが劣化してると回転部とコイルが干渉して回らなくなります。そうなると交換しかないです。

あとは外装がパツパツなのではずすのが大変かもです。

音はさすがお金がかかった時期のウォークマンなだけあってなかなか良いです。
pc-wm1をなくしてから聞けてないのでいまいちあやふやな記憶ですが、、、

まとめ


ということで、WM-703Cの紹介でした!

凝縮されたメカと美しいスタイルが融合した、ひとつの頂点のような機種だと思います。
701cより目立たないのか、微妙に相場も安めなのもいいところ。

とてもいい時期のsonyデザイン、ぜひ手に入れて体感してみてください。


ここまでご覧いただきありがとうございました!





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