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ほぼウォークマン、でもテレコ。TPS-470 (ウォークマン紹介#番外編)

どうもどうも、早川です。前の更新から半年以上経ってることに愕然としています、、、
昔の投稿の文をすこし更新して読みやすくしたつもりなのでよければまた見返していただけると嬉しいです。

それでは紹介に移りましょう。

今回紹介するのはTCS-470です!
タイトルにもありますが、ウォークマンではありません。(なので番外編)

最初に


発売は1985年。同時期のウォークマンはWM-101あたりですね。デザインはいかにもテレコな見た目。
外観は厚めな金属で頑丈そうな印象です。



外観と機能!

正面

こうして見るとほんとにふつーのテープレコーダーですね。
URが入っているせいで余計にそれっぽく見えます。
でもステレオ、金属外装、オートリバース、そしてサラッとDOLBY B!
これだけでだいぶウォークマンしてます。

ちっちゃいIt's a sonyシールがいいアクセント。


フラットマイク

書いてある通り、DOLBYは再生専用になってます。Flat Micのロゴと青いLがカッコいいですね〜

見ずらいですが、フラットマイク周りの黒い部分はヘアライン仕上げになっていて満足感があります。


操作ボタンまわり

微妙に見づらくてすいません。。。
特になんの変哲もない普通の配置です。

操作ボタンはTCM-6、TCM-57あたりと同じ感じですね。メカもほぼ同じ。
WM-55やWM-F57もベースは同じメカです。

操作ボタンは金属っぽくていい質感です。見ずらいですがsonyロゴの下にはACアダプタ用の端子があります。

操作ボタンの左側には操作ボタンロック、ポーズ用のレバーとDOLBYのオンオフがあります。
それに並んでテープポジション切り替えスイッチも!
なんとメタル、ハイポジも対応です。

あれ? これもうウォークマンって言って良いんじゃないですか????


これだけでもうお腹いっぱい気味ですが、、、もう一つ重要な機能があります。

グライコ、、、え?

これがこのテレコが普通ではない部分です

そう、グライコが付いています。しかもちゃんと5段階。
ウォークマンでも数えるほどの機種にしか付いていない機能。 いい意味でおかしいです、、、

その横にはR側のフラットマイク。ここも黒い部分部分がヘアライン仕上げでカッコいいです。
下半分はスピーカーになってます。

修理の話

分解はそこまで難しくないです。1.5vウォークマンとかと比べるとめんどくさいですが、、、
裏の外装を止めてるネジを外すと外せるようになりますが、裏蓋に付いたグライコとスピーカーの基板がメイン基板とコネクタで繋がっているので少し硬いです。丁寧に外しましょう。

多機能な割に中身はそこまでごちゃごちゃしてないです。ネジと配線を数本外せばメイン基板も取れます。

このメカにはアイドラーが使われています。大体劣化してカチコチになっているので交換しておきましょう。

音質の話

機能はすごくても結局はテレコだし、音質はそんなに良くないのかな〜と思っていましたが、全くそんなことは無かったです。
ウォークマン比べて遜色ない音を出してくれます。

まとめ

ウォークマンを超えてるかもしれない多機能テレコの紹介でした!

テレコ感が凄い外観と中身のポテンシャルのギャップを愛でてあげてください。
シルバーだとスタイリッシュな印象になって良いですよ〜!


おまけ情報

これだけきっちり作ってあるだけあって当時のお値段も高めです。標準価格で32000円、、、
wm-101が26000円なのでなかなかしますね。

















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