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ソフト・Webサイトのマニュアルは捨てよう
マニュアルを見て設定してくださいと言われたものの・・・
とある機器のネットワーク設定やSIMを使えるようにしたりすることになり、手順書としてマニュアルのPDFを貰った。この通りにやれば大丈夫ですよ、との言葉と共に。
しかし、やっぱり、うまくいかない・・・。
ここからは、マニュアルで必要なのはパスワードっぽいフレーズのみ。
あの画面でこの項目を入れたら、こう動くはずだから、ああして、こうして。。。。
マニュアルにもアップデートが必要な時代
いま、ウェブサイトはもちろん、機器類もソフトウェアのアップデートが入るのが当たり前になってきました。
今回のマニュアルもソフトウェア部分でのアップデートが恐らくかかっているのでしょう。実際には異なる動きになっていました。
マニュアルは出来上がった時点で最新版ですが、そこから更新がかかっていなければすぐに陳腐化します。
大切なのは”操作”の先にある。
実は、大切なことはやりたいことに為に”何が必要なのか?”をきちんと明示しておくこと。そこに至るための手順はアップデートされ、変わっていきますが、大切なことはそれほど大きく変わる事はありません。大きく変わるようであれば、メンテナンスやサポートの対象になるなどするのが一般的。
マニュアルは作り手にとっての免罪符
以前、システムを作る側にいた立場としては
「マニュアルをユーザーに渡しておけば自分達でどうにかしてくれる」
という甘えた考え方をしていました。
ほんと、ゴメンナサイ(汗)。
今考えると、「マニュアルなんて必要ありません。触れば分かります」と堂々と言える位の仕組みを作って提供すべきだったんじゃないかと思います。
ユーザーはマニュアルが読みたい訳じゃない
分厚いマニュアルが用意されていたら、
「こんなマニュアルが無くても使えるような仕組みをつくってくれい。」
って言ってやりましょう。
実際、Apple製品の数々や、スマホなどはマニュアルは全くと言っていいほど存在していませんが、みんなそれなりに使いこなせています。
ほとんど読まれないマニュアルを作り込むよりもユーザーが直感的にわかる操作性を追求する。
そんな考え方でソフトウェアや機器類が整備されていくといいですね。
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