牛乳の味って、季節で変わるの?
Facebookで質問をもらったので、今日は普段飲んでる牛乳の成分について。
※正確に話すには、生乳と牛乳は切り分けて考える必要があるのですが、あえて今日は全て牛乳として話します。
牛乳の計算式
牛乳 = 乳脂肪分 + 無脂乳固形分 + 水
ざっくりとですが、こんな感じの計算式が成り立ちます。
実際に計算してみると、およそ80%以上は水分。
乳脂肪分と無脂乳固形分を足すと12%ぐらいになります。
夏場、乳脂肪分が下がる理由
牛乳パックの裏をみると、乳脂肪分の比率が季節変動していて、
夏場は低く、秋から冬にかけて乳脂肪分が高くなっていきます。
これは、
夏:水を沢山飲む → 乳脂肪分が低くなる
冬:水を飲む量が減る → 乳脂肪分が高くなる
こういう図式なんですね。
牛乳の味で、大切なのは ”水” と ”餌”
人間もそうですが、牛も実際に食べて飲んでいるものから牛乳を作ってくれます。 そこで大切なのは、”餌”と”水”
餌については、また別の機会に触れます。
牛は1日に100Lぐらい水を飲む
牛はだいたい1日に100Lぐらい水を飲むと言われています。
おおよそなので、実際には牛によって違いはあると思いますが、牛乳を沢山出す牛だと更に多くの水を必要とします。これだけ水を飲むので、美味しい天然水を毎日飲んでいる牛と、普通の水を飲んでいる牛とでは、牛乳の味も異なるだろうと思います。
毎日100L 以上の水を飲んで、30L以上の牛乳を出してくれる乳牛。
すごいスペックですね。
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