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牛の定期検診は乳検で。

週末は、酪農・牛絡みの話にしますね。
一応、ITも酪農もどちらも本業です。


定期検診を受けましょうと言われ続け・・


先日あったのは年に1回受けなきゃいけない定期検診。

あ、牛じゃなくて自分です(笑)。
毎年0.5cmずつ身長が低くなっているのは気のせいなのだろうか・・・。
人間の場合は、健康状態を定期的にチェックすることで病気を未然に防いだ知りますが、牛の場合には月に1回の検査があります。

乳牛は月に1回の検査がある

さて、酪農は乳牛に毎日頑張ってもらっている訳ですが、明日の夕方、乳検の連絡がありました。
この乳検は、1頭1頭の乳量・乳質を全てチェックします。
体調管理はもちろん、目で見えない生乳の状態や乳量について定期的にチェックすることで、妊娠できない牛を見つけたり、乳質の悪い牛を調べて治療したりします。


ミルカーに検査機器をつないだ状態。何が何だか・・・。

普段搾るミルカーに計測機器を取り付けて、1頭ずつのサンプルを取り、乳量を計ります。

ベテラン牛には正念場

5,6回ぐらいの分娩をしてきたベテラン牛は、分娩後の乳量が落ちるのが早くなりがちで、また、次の種付けをしたとしても、分娩直後に起立不能や病気になることも多く、種付けは行わずに乳量が下がってきた時点で廃用になることが多い。
いま、牛舎にはそんなベテランさんが2頭ほどいるので、明日の乳検でどんな数字が出るのやら。。一応、廃用にする基準となる乳量は決めているので、その数字を下回ったら若手に今いる場所を譲ってもらう事になると思います。


この紐でトラックまで引っ張る

この牛は、妊娠中だとばかり思って対応していたら、妊娠していなかった牛。この後、おとなしくトラックに乗って牧場を離れていきました。こうした日常を毎日積み重ねていくのが酪農です。乳検の検定員や運搬してもらう運転手さん達のチカラを沢山お借りしてます。



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