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餌、ちゃんと用意しておけよ!

朝の仕事は、流れが決まっていて、搾乳牛の搾る準備と並行して、育成牛の牛舎の掃除や餌やりも進めていく。

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給餌前に牛を出してしまった!

育成牛舎の掃除を終え、予防接種を打ち終えた時点で、別のスタッフに
「(注射終わったので)大丈夫ですよ」
、と一言伝えてからショベルに向かい、餌を積んで育成牛舎に戻ってくると、すでに牛が広場に放されている(@_@;)。
今から餌を入れようと思っていた僕の餌入れが終わったと勘違いしたらしく、そのまま牛を放してしまった。
餌がない状態だと、牛達は間違いなく普段と違う様子で思わぬ場所へ移動したり、色々と問題が起きる可能性が高くなる。
結果的には、見張りをしてもらいながらどうにかこうにか、餌を育成牛の食べるいつも食べる場所近くへ配る事ができた。

牛はちょっとした違いにもすぐ気づく

こうした餌の有無はもちろん、通路にたまたま1枚の鉄板を置いといただけでも牛達にとっては、気になる変化らしく、牛舎へ入るのをためらったりされる。 とにかく、牛は”習慣性”が強いので、できる限り普段と同じ状態をキープすることが重要。ちょっとした違い等は人間側で工夫して吸収できるように踏ん張ってみる。そんな気遣いが大切です。

今日紹介した牛達も、あと数ヶ月したら初出産を経験し、目一杯仕事して貰う予定。 トラブル無く、無事出産してくれよー。


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