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わかるように説明しようじゃないか。

突然届いた1枚の請求書

1枚の請求書が届いた。
そこには年間契約しているサポート契約について。
ちゃんと値上げされてるし(泣)。
お金をいただくということはお客さんとの最高のコミュニケーションの場であるはずなのに、紙切れ一枚で済ませてしまう技術者ってどうなんだろう、と思う。

説明力は技術者にこそ欠かせないスキル

プログラミング、ネットワーク技術者、インフラ構築、運用担当者等々。
IT技術者と呼ばれる人達の多くはもっともっと饒舌に説明できるようになって欲しいと切実に思うことが少なくない。
コンピュータ相手の仕事って、ゼロイチでしか判断できない奴が相手だしメッセージで”ダメ”って簡単に返してくる。ややこしいやつを毎日相手にしているから、たまに人を相手にするとちゃんとコミュニケーションが取れてないことに気づかないかも知れない(笑)。
って、他人の事を言う前に自分も日々、考えておかないといけない事なんだけどね。

言葉の背景と届けたい価値を伝えよう

仕事での話だけど、相手に自分はいったい、どんな価値を届けたいのか。その価値と、なぜそれが相手にとって必要なのかがわかるように。できるかぎりその言葉の背景を伝える。
件の請求書であれば、サポート契約の中で一体何をサポートするのか。想定される困り事は何があって、どう対処するか。今時の技術動向やらセキュリティ関連の事を踏まえて提案すべきこととか・・・・。
少し考えるだけでも話せる事、伝えたいことって沢山あると思うんだよね。

技術者の話を面倒だと思われる人が多いのは、あくまで技術者が技術者の言葉で語るのが原因。
相手の言葉で、相手がわかる言葉で伝えよう。

技術者のコミュニケーション力を高めるにはどうするか?
時間をかけながら、とにかく沢山のコミュニケーションの場を耕す場面を増やす。
顧客に直接触れる場面を少しずつでもいいので増やす。
誰かの為に動かす仕組みを作っているから、仕事になる。この事実を肌で感じればきっと、コミュニケーション力は高まるはずです。

一緒に頑張りまっしょ。



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