見出し画像

【感想】NHK大河ドラマ『どうする家康』第5回「瀬名奪還作戦」

2023年2月5日(日)20時放送、NHK大河ドラマ『どうする家康』第5回「瀬名奪還作戦」を視聴しました。

<始まる前に>
もしも家康が現代に生きていたらこのドラマ、どう思うでしょうか?
もう少しまともに書けよ!、それとも、似てるね!
さて、どちらでしょうか・・・。

<NHKのあらすじ>
元康(松本潤)は、駿府に捕らえられている瀬名(有村架純)を取り戻そうと決意。
家臣たちの反対を押し切り、イカサマ師と呼ばれる嫌われている本多正信(松山ケンイチ)の妙案に望みを託す。
正信は、伊賀忍者の服部一党を使い奪還作戦を立てるが、頭領の服部半蔵(山田孝之)は過去の失敗ですっかり自信を失っていて・・・。

■プロローグ

三河・岡崎
於大の方と久松長家(リリー・フランキー)の子どもたち、つまり元康の弟、妹たちが勢ぞろい。
鵜殿長照が守る上ノ郷城から攻めることになるのか
■ナレーション(寺島しのぶ)
「織田信長と同盟を結んだ我等が神の君は、未だ混乱の続く今川領にも安寧をもたらすために、今川氏真との全面戦争に踏み切りました。が、君のお心が晴れぬのはお方様がいまだ駿府にて囚われの身となられているからに他ならぬ」

---曲---
稲本響

■本多正信

鳥居忠吉(イッセー尾形)や酒井忠次、石川数正らは、妻子奪還作戦を練っていました。
大久保忠世(小手伸也)が面白いことを考える者がいると、その名は本多正信。
家臣達は大反対、本多正信の評判が悪すぎます。
本多正信(松山ケンイチ)が家臣たちの前で、銭を貰えば対処するけど、この場では話そうとしません。
敵に漏れることを恐れるためです。
元康と一対一になり、服部半蔵一党を送り込み、こっそり盗み出すという作戦を話します。
酒井忠次(大森南朋)や石川数正(松重豊)は、すでに服部党は使い物にならないといいます。


(感想)
今までは、決断力のなさを強調する人物描写が多かったのが、今回は一対一で話を聞こうとする成長した元康が描かれました。
徐々に成長しているところを挟みつつ、ということですね。
そして、強力なキャラを持つ人物が新たに登場です。
異端の家臣・本多正信。
策略家として描かれることが多い人物ですが、すでに桶狭間の戦いでは家康軍に加わり戦っているので、ここが初対面ではないはず。
番組の都合で順番に登場することになったんでしょう。

■服部半蔵/正成

本多正信は、忍びは嫌いだという服部半蔵を強引に説得し、実行計画を説明します。
犬の遠吠えのような声に反応し、大鼠(千葉哲也)はじめ28名の服部党が集まりました。
夜陰に紛れて船で妻子を連れ出すという計画です。
元康の指示で正信も駿府に行くことになりました。

■駿府

関口氏純(渡部篤郎)、巴(真矢みき)、瀬名(有村架純)らは、氏真に冷遇されています。
鵜殿長照(野間口徹)の妹・お田鶴(関水 渚)は、氏真の指図で瀬名一家に入り込んでしました。
行商人に扮した服部党は、瀬名の侍女たね(豊嶋 花)に手紙をこっそり渡し、計画を伝えました。

■今川領大崩海岸
服部半蔵、本多正信は、大鼠と穴熊に敵陣の状況と準備の具合を報告させました。

■夜
瀬名は関口氏純と巴に対し手紙を渡しながら、忍びを使い元康のもとに脱出することを打ち明けます。
今川家が復活することに絶望した父の了解を取り付け、瀬名は脱出を決意しました。

■服部半蔵と本多正信
関口氏純と巴、ための3人も三河に送ることが、さらに命令として追加されました


(感想)
服部半蔵は忍びの腕が低かった??
忍者のイメージが強い服部半蔵ですけど、本当は忍者ではなく武士だったそうです。
工作員の役割を担った武士だったんでしょう。

■その頃瀬名は
お田鶴は瀬名の気持ちを遠回しに探り、残るよう説得しますが、瀬名は何かを察しているようで真実は話しません。

■駿府では

瀬名、関口氏純と巴は、脱出の準備をしています。
服部半蔵の忍びたちは、瀬名の館に侵入する直前に今川方の軍勢に襲われました。
穴熊は鵜殿長照に討ち取られ、既のところで逃げ延びた半蔵は、仲間と別れ退散しました。

■奪還失敗

巴は田鶴に打ち明けたことからこの脱出劇は今川に通報され、瀬名は絶望的な心境です。
氏真に田鶴は、寛大な処分を願い出ますが、関口氏純と巴、瀬名は死罪とすると命じました。
奪還に失敗した正信と半蔵は、元康に、もう一度やりたいと訴えます。
上ノ郷の戦のドサクサに紛れて襲い、上ノ郷城に忍び入り、鵜殿長照と2人の子を生け捕りにするという策です。


(感想)
まさか、母親からうっかり情報が漏れるとは。。。
うっかりなのか、意図的だったのか、微妙です。

----つづく----

次回はどうする家康 第6回「続・瀬名奪還作戦」2月12日放送です。

■感想
服部党のシーンは、かなり過剰演出でしたね。
盗賊か乞食のような背景や衣装、さすがにこれは平安、鎌倉時代のようでした。
制作主旨として面白おかしくしようとする意図があるんでしょうが、過剰演出は白けるので。。。
さて、奪還作戦は次回に続くということで、前回の鎌倉殿の13人がかなり作り込まれたという内容だと思ったので、今回も少し期待したいところです。


この記事が参加している募集

#テレビドラマ感想文

21,675件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?