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【感想】NHK大河ドラマ『どうする家康』第9回「守るべきもの」

2023年3月5日(日)20時放送、NHK大河ドラマ『どうする家康』第9回「守るべきもの」を視聴しました。

<始まる前に>
ダメダメ家康はまだ続くのかな?脚本として。
そして、なぜか仲良く一緒に住んでいる築山殿(瀬名)妻子の最期をどう描くのか?
楽しみになってきました、変な意味で。

<NHKのあらすじ>
身近な家臣さえ信じられなくなり、引きこもる家康(松本潤)を、鳥居忠吉(イッセー尾形)が訪ねてくる。
たとえ裏切られても信じきるか、疑いがある者を切り捨てるか、二つに一つ。
そう問われた家康は、ある決意を固める。
激戦の末、家康はついに一向宗側の軍師と対峙し・・・。

■プロローグ

小さい頃の、女の子と生き別れになった記憶が蘇る本多正信(松山ケンイチ)。
■ナレーション(寺島しのぶ)
「不入の権を犯し、寺から年貢を取り立てたことで始まった三河一向一揆。民をも巻き込み戦は泥沼化。
さらに敵対勢力の便乗により、三河の地は内戦へと突入したのです。
家臣の裏切りも相次ぎ、絶体絶命の危機に陥った我等が神の君でありました」
瀬名(有村架純)「一つの家がバラバラじゃ!」

---曲---
稲本響

■どうする家康

本證寺の軍師が本多正信であると噂が広まります。
本證寺では松平昌久(角田晃広)と吉良義昭(矢島健一)が、松平勢はバラバラ、一向宗が弾けたおかげと、戦を煽ります。
一方、松平勢は兵が足らず指揮が下がりつつあります。
家康はどうしたらいいのかわからず、怖くて仕方がないと寝込んでいます。
そこに鳥居忠吉(イッセー尾形)がやってきました。
道は2つに1つ、主君は家臣を信じる他はない、と忠吉は言います。
裏切られたらどうするという家康に、鳥居忠吉は、謀反を試みるものをことごとく殺すことだ、と。
家康が鎧兜を身に着けて、家臣の前に現れました。
「わしはお前たちを信じる」この言葉に、ようやく家臣たちも動き出しました。
(ナレ)「この後、君は敵を次々と制圧、戦況は徐々にお味方優勢となり、一揆側は次第に追いつめられて行きました」

■本證寺側

本多正信は寺を利用しているだけと空誓(市川右團次)に責められます。
家康軍が本證寺に攻め込みます。
本多正信と家康が対峙し、終わりはない、殿は必ず負けると言い、大久保忠世(小手伸也)に鉄砲で撃たれました。

■8年前
大久保忠世と本多正信は一緒に戦を闘っていました。
そこに子供の頃生き別れになった半死状態のお玉(井頭愛海)と再開します。
お玉は一向宗の信者になっていました。
鉄砲で撃たれた正信は生きていました。

■寺との和睦交渉

水野信元(寺島進)は、信長が怒っていて、寺と和睦しろと命じます。
家康から和議の申し出があり、寺側の正信は罠だと警戒します。
騙されてはならない、和睦するなとアドバイスします。
しかし、空誓は、子供たちを守りたいという理由で、和睦を受け入れることに。
お玉は、息を引き取りました。
家康と空誓の間で和睦が成り立ちました。
家康は寺を元通りにすると誓い、三河一向一揆が集結しました。


(感想)
寺を弱き者、善として、家康側を悪として描くのかあ。。。わかりやすいけど単純すぎる。。

■戦後処理

夏目広次(甲本雅裕)に対し、謀反の罪を不問にしました。
本多正信は、過ちを犯したのは家康だからと、罪を犯したとは認めませんでした。
しかし、この国を建て直さなければならないから、前に進むといい、正信を永久追放しました。
そして、本多正信は、寺を元の野原に戻すというアイデアを提案しました。


(感想)
ここでもダメダメぶりを発揮、まさか泣き出すとは。。
しかし、本多正信が戻ってくることは確かです。

■三河勢

榊原康政(杉野遥亮)は「厭離穢土欣求浄土」という旗を掲げました。
瀬名は家康に、愚かなことをした守るべきは家臣たちであったというのにと瀬名に話し、厭離穢土欣求浄土にしましょう、と瀬名は返答します。


(感想)
瀬名がどことなく冷めた態度で接しているような気がするのは私だけ。
やっぱり今川or武田のスパイ説?

■歩き巫女

謎の巫女たちが杉林を歩き、望月千代(古川琴音)が武田信玄(阿部寛)の元を訪ね、一向一揆について報告。
家康についておもしろきお方だと述べました。
才は信長に遠く及ばないものの、自分で肝が小さいことを己自身がわかっている、おもしろき方だとみなしていました。


(感想)
千代は、武田女忍者とも言われる望月千代女としているようです。
服部半蔵といい、千代女といい、忍者の活躍が描かれるのは楽しみです。

----つづく----

次回はどうする家康 第10回「側室をどうする!」3月12日放送です。

■感想

三河一向一揆は、家康完全勝利とはならず、和議となりました。
本多正信は「出奔」というのがある程度正しい言い方のようですね。
なので、あのように捕らえられてお縄の状態で家康と対峙したのかはわかりません。
後に許されて家臣になるのは確かですが。
歴史にはあまり登場しない忍者とか間者がこれから活躍しそうで楽しみになってきました。
家康のキャラがアレなんで、脇役の存在が頼りです。


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