濱本隼瀬 | 生地問屋YAMATOMI(山冨商店)役員

1946年創業、老舗生地問屋山冨商店のアトツギ3代目。10年で売上10倍に。取締役と各…

濱本隼瀬 | 生地問屋YAMATOMI(山冨商店)役員

1946年創業、老舗生地問屋山冨商店のアトツギ3代目。10年で売上10倍に。取締役と各事業責任者をしています。生地問屋を軸としたアメーバビジネスを展開。生地仕入れサイト「生地問屋YAMATOMI」を始め、自社メディア、生地辞典サイトを運営。アトツギ経営、自社で取組む働き方について

最近の記事

story|潰れかけの家業。採用応募人数が1人から100人に増えた話

少子化社会の現代。老舗の企業や、中小企業では若手の採用が出来ず困っている方も多いのではないかと思います。私自身家業に戻って、昔ながらの個人商店・生地問屋でどうすれば若い方に応募してもらえるだろう?そんな事を模索しながら実験してきました。 そんな実験結果の備忘録と、同じように困っている方の何かヒントになればという思いでつらつら書きたいと思います。 平均年齢68歳の家業28歳で家業に戻った時、会社に残っていたのは社長(65歳)と経理の女性(72歳)の二人。平均年齢68歳でした。

    • tane|覚悟を持つことの大切さ

      日々なにげなく過ごしていると大切なことを忘れてしまうことってある。 豊かに生きることを掲げて、ダイエットをすることにしたものの、途中からダイエットをすることに目的がすり替わり、豊かさからかけ離れた方法でダイエットをしてしまうなど。 人間は、それくらい忘れやすい生き物なのだろうなとつくづく反省する。 ツイッターを通して覚悟を思い出した今年の目標の一つでアウトプットを行っていこうというものがある。目的としては、自分のポートフォリオ作りを行うためという感じ。 先日、初めてn

      • story|潰れかけの家業を10年で売上10倍にした話

        初めてnotoを書きます。 最初のストーリーは、生地問屋の息子に生まれ、28歳で家業に入り、売上が減り続ける斜陽産業の中、生き延びる道を探してきた話です。同じような跡継ぎの方や斜陽産業で新規事業の種を探されている方の役に少しでも立てればいいなと思い書いてみました。 商売人の祖父はお年玉に3万円くれるお金持ちだった子供の頃、母方のおじいちゃんからもらうお年玉が楽しみでした。 おじいちゃんからもらえるお年玉はいつも3万円。母方のおじいちゃんは山冨商店という生地問屋を営み、生地

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