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個人的に凄く良いと思うピアノ曲の紹介〜 スクリャービン 前奏曲22-1 

ちょっとバランス良く曲の紹介しようと思って、ここ最近は有名作曲家の曲を中心に紹介していましたが、今回は原点?に戻ってHAYAの大好きなスクリャービンの曲から1曲紹介したいと思います。

タイトルに「個人的に…」と書いている通り、あまり一般受けするかしないかは気にせずに、あくまでも自分がいい!と思う曲の紹介となるのですが、今回紹介するスクリャービンの前奏曲22-1も結構好き嫌いは分かれる曲からかもしれません。

まず、曲の紹介からですが、「前奏曲 Op.22, No.1」は、スクリャービンの初期の作品に属するピアノ曲です。いくつか特徴がありますが、短い曲ながらも初期のスクリャービンの良さがギュッとつまっています。

  1. 抒情的な旋律:この前奏曲は、スクリャービンらしく抒情的で美しい旋律が特徴です。スクリャービンの音楽にはしばしば見られる感情的な深みが、短い時間の中にギュッと詰め込まれています。個人的には何というか儚さのようなものを感じます。

  2. ちょっと不思議な和声:スクリャービンの作品は、その独特の和声進行で知られていて、伝統的な和声から少し逸脱した、不協和音を含む和声が使われています。

  3. ダイナミクスの幅広さ:この前奏曲は、微細なピアニッシモから強烈なフォルテまで、幅広いダイナミクスを要求します。最初は静かに後半は一気に盛りあがります。





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