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個人的に凄く良いと思うピアノ曲の紹介(泣ける曲①) 〜スクリャービン 幻想曲

ピアノ曲、色々な種類のものがありますが、個人的には悲哀感のあるメロディアスな曲が好みです。割とロシアの曲、スクリャービンやラフマニノフは、好みの曲が多いのですが、一番好きな曲はどの曲?と聞かせたら真っ先に答えるのが、今回ご紹介するスクリャービンの幻想曲です。

この曲を始めて聴いた時、たまたま何かの災害のニュースの映像を見ながら当時買ってきたスクリャービンの曲が入っていたCDのアルバムを聴いていたんですよね。そして、これはピアノ曲を聴いて初めての経験ですが、自然に涙が出ました。

聴いて頂ければ納得して頂けると思いますが、壮大で複雑でそして感動的で本当に素晴らしい曲です。そしてめちゃくちゃ難しい曲をです。以前、自分が弾くために、ピアノ曲を練習していた時に何とかエチュード数曲は最後まで弾けるようになったので、ちょっとでもいいので、とこの曲の楽譜を買って練習しましたが、全く歯が立ちませんでした。中間部のゆっくりとしたメロディアスな部分だけでも、と思いましたが、一見ピアニストがサラッと弾いている箇所も実際に弾くと凄く難しくて断念しました。

好き過ぎるのであまり聴いて飽きてしまわないように、たまにしか聴かないようにしていますが、たまに聴くとやっぱりいい曲のだなと思ってしまいます。

では、いつものようにYouTubeで公開されてきた演奏動画拾ってきたものですが、こちらです。どうぞお聴きください! 色々な演奏家がこの曲の演奏上げていますが、個人的にはちょっと古い音源ですがこのヴラディーミル・ソフロニツキーの演奏が好きです。本当は、エフゲーニ・ザラフィアンツの演奏が個人的ベストなんですが、彼の幻想曲の演奏はYoutubeにはアップされていないんですよね。(CDでならあります)

結構長い曲なので最初の方だけ聴いて好みじゃないなぁと聴くのを止めてしまう方いらっしゃる方も多いかもしれませんが、取りあえず最初の1分54秒くらいの所から暫く聴いてみてください。本当に良いメロディなんですよ。そして、後半更にこの良いメロディが昇華されます。



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