バレンタインのちょっと甘酸っぱい思い出


もうすぐバレンタインですね。
今年も特に手作りするわけでなく、お気に入りの和菓子屋さんで、生チョコ大福やいちご大福を同居人にプレゼントする予定です。

「そういえばホワイトデーにお返しもらったことないね。」
という話をしたところ
「ホワイトデーを意識したことがなかった。」
と返ってきました。

今年のホワイトデーは6年分のお返しをもらえるのを期待しておきます。


前置きが長くなってしまいましたが、今日は私が小学生の時のバレンタインに関する甘酸っぱいかもしれないお話をしてみようと思います。



初恋

私の初恋は保育園の頃、同じ歳のかっちゃんという男の子でした。
かっちゃんは同じ歳の他の男の子たちと比べると少し大人しく、私には大人びて見えました。

恋を自覚したきっかけは
かっちゃんが私のためにポケモンのぬりえを描いてきてくれたこと
です。

恋をした理由……笑
保育園児なんてこんなものですよね。

そんなかっちゃんと私ですが、めちゃくちゃ仲がいいという訳ではなく、小学校は違う学校に行くことがわかっていたので、そのままお別れしました。


習い事で再会

小学2,3年生の頃、私はそろばんを習い始めました。
教室は私の通っていた小学校の近く。まさかそこで再会するとは思いませんでした。

ある日突然、ふと見るといるんです。教室の離れたところに。
最初は見間違いかな?人違いかな?と思っていましたが、先生に提出プリントにかっちゃんのフルネームが…間違いありません。

これは……運命では???

この頃、「ちゃお」という少女向け漫画雑誌にハマっていた私。
それはもう色々と妄想が広がります。

どうやらかっちゃんはその教室まで歩いて通っているようで、かっちゃんの家から教室までの道の途中に私の家があるのですが、
一度だけかっちゃんと家の前で遭遇したことがありました。

その時の私は、

華麗にスルーを決めました。
いや、恥ずかしすぎて声をかけることもできなかったんです。
今思い出しても甘酸っぱくてニヤニヤしてしまいます。笑

教室でも声をかけれず、月日が流れていきました。


そんな時、家の近くのスーパーでバレンタインの特設コーナーがあり、それを見た私は

これだ!!

と閃きます。


バレンタインチョコを渡そう!!

今なら絶対できないこの発想。
一度でも声をかけて話していればまだわかりますよ?
でもこの時の私はまったく声をかけれず、むしろ相手も私を認識しているかもわからない状態。
勇気ありますねー笑

とにかくお母さんのお願いして、スーパーに連れていってもらいチョコを購入しました。
その時購入したチョコは
”量り売りのチョコレートいろいろ”

いや、チョイス!笑
もう少し可愛い感じのチョコがあっただろう、小学生の私。

しかもあまり覚えていませんが、特別ラッピングした記憶がないので、透明なビニール袋そのままだったんじゃないかな?と思います。


いよいよバレンタイン本番

とうとうバレンタインがやってきました。
そしてこの日はバレンタイン当日がそろばんの日。

勇気を出してそろばんが終わったら声をかけるぞ!と意気込んでいましたが…

まさかのかっちゃんお休み


そのまま私はかっちゃんにあげるために持ってきたチョコレートを食べながら帰るのでした。


おわり。



甘酸っぱいかな?この話。
オチがあまりにも酷すぎますが、本当にあった話です。笑

書いていて当時のことを思い出して懐かしく感じました。
かっちゃん元気かな?
中学校も分かれてしまったので(おそらくかっちゃんは中学受験)それ以来本当に会っていません。

あの時、声をかけていたら。チョコを渡せていたら。

少し違った未来を歩んだかもしれませんね。


以上、わたしのバレンタインのちょっと甘酸っぱい思い出でした!

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