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ギターを直した話 ねじ

ギターを直した話 S-500編のnoteです。

こんにちは、せるふぃっしゅです。

さっそくですが、ねじの話します。

S-500を直すにあたって、

  • ピックガード用のネジ(11本)

  • ピックアップ用のネジ(6本)

の2種類のネジを用意しました。

とまあ本当にそれだけなんですけど、ネジ選びにも初心者故に躓いたところがありました。その話をします。

まず、必要なネジを買いに行く前に、そもそも自分のギターのネジの寸法がどうなってるのかわからないと話にならないので、ノギスで測りました。 

その採寸の結果がこんな感じでした。

測った箇所は以下のとおりです。

  • ネジの頭の一番広い部分の直径

  • ネジのぎざぎざした部分の外側の直径

  • ネジの頭から先端までの長さ

これだけ測れば十分だろうと思いましたが、念のためギターから取り外したネジを持って店に行きましたが、この先でつまづきました。

店にあるネジにピッタリ合うものがない!!!

脳内

しっかり測ったつもりだったんですけど、「私が測った寸法」と、ねじの商品パッケージに「書かれている寸法」が一致するものがなかったんです。

ここが初心者なら誰でもつまずくところなんじゃないかなと思うので、もうちょっとの詳しく話します。

「○mmネジ」(○はネジの太さを表す)ってのがホームセンターとかに行けばたくさんあるのですが、実は精密機器に使うようなものでない限り、商品パッケージに書かれているサイズぴったりには作られないのだそうです。大抵の場合、○mmよりちょっとだけ小さくなるのだとか、、、。
商品パッケージに書かれたネジの直径は呼び径と言うらしい。あくまであるサイズのネジの呼び名であって、実際のサイズはズレがあるという話を聞いて納得しました。
(ネジの実際のサイズと表記のズレの話は御茶ノ水にあるESPギターワークショップの職人さんにが教えてくれました。感謝。)

なので、ピックアップ用のネジは家で測ったサイズよりほんのちょっと大きいものを店頭で探して選びました。
ピックガード用のネジを選んだのは、ESPのおっちゃんに話を聞く前だったので、「ストラトピックガード用」とか書かれた、見た目とサイズがほぼ同じやつを買いました。結局ピッタリでした。

でまあ、ここまでネジの太さの話でしたが、長さの話もしときます。

ピックアップ用のネジ、実はもともとギターについてたものより少し短いものを買ったんです。お店にあってピックアップ用に使える太さのねじのうち一番長いやつでも目当てのサイズより小さかったから、これでどうにかならないだろうかと思いESPのおっちゃんに相談しました。↓が相談のときに見せた写真です。

この写真はピックガードを裏側から撮影したものです。ピックアップの横に銀色のねじが見えると思います。このネジが今話してるねじです。
で、見ればわかると思うんですが、ちょっと長さが余ってたんですよね。ならば多少短くても問題ないだろうと思って、ESPのおっちゃんに尋ねてみたら「問題ないよ。」と。で、太さも長さも問題のないもの(呼び径約3.5mm、長さ19mmのインチねじ)を選んで、買いました。

数値上の寸法と実際のサイズとの乖離だとか、満たしていなければいけない条件(長さが最低何mmあればいい、、、みたいな)はなんなのかってのをちゃんと考えられると、パーツ選びがだいぶ楽になると思います。

最後に、ネジの頭の形とか、頭からネジのギザギザまでの距離、ネジの先端の形(尖ってるか、尖ってないか)にも種類があるので気をつけてください。

ネジ頭の形はこれを見ればなんとなくわかります。

結局買ったもの。
・呼び径3.5mm 長さ19mm インチなべねじ ステンレス(800円…。)
・呼び径3.2mm 長さ12mm ストラトのピックガード用と書かれた先の尖った皿ねじ(420円…。)

たぶんネジにもっと詳しくなって、ホームセンターのものから選べるだけの知識があれば、もっと安く済んだんだろうなと思うと、未熟を痛感しますね。以上

なんかの役に立ったら♡ください。



別の話もそのうち書きます
2022/08/18

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