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HAX Tokyo Batch 3(3期生)合格スタートアップの紹介

HAX Tokyoは2021年1月22日にBatch 3 Opening Dayをオンラインで実施しました。今回はHAX Tokyo Batch 3に合格したスタートアップ4社をご紹介します。

FutuRocket

ECサイトでは来訪者数やカートに商品が追加された率などが把握できる一方で、リアル店舗では購入した人数はレジなどのデータから把握することができても、全体の来店者数や購買の可能性の高い「見込客」の割合まで把握しにくいという課題があります。

FutuRocket(フューチャーロケット)が開発する店舗・施設向けのスマートAIカメラ「ManaCam」(マナカム)は、画像解析によって来店滞在人数を自動で集計し、日別・時間帯別で来店動向を確認できます。

導入時の本体価格は9980円、月額費用は980円(予定)とし、店舗スタッフ自身で手軽に設置・設定できるようにすることで、小規模な店舗でも導入しやすいビジネスモデルを目指しています。


MU

世界では毎年200万人が消化管(口から肛門までの食物が通る管)がんで亡くなっています。一方で早期発見することで約81%の患者が助かる可能性があり、治療費も80分の1に抑えることができます。

MU(ミュー)は患者にかかる負担の少ない自走カプセル内視鏡を検査に使用することで、消化管がんの早期発見に貢献することを目指すスタートアップです。

MUが開発する検査ソリューションはカプセル型の内視鏡と、MRI装置の0.1%程度の磁場でカプセルを制御する装置を組み合わせたものです。これまでに30回以上の臨床試験を実施し、その安全性と有効性を確認しています。


PRENO

PRENO(プレノ)は大型モニター付きの自動販売機「PRENO」を開発するスタートアップです。

クレジットカードやQRなどの現金を使わないキャッシュレス決済のみに対応し、複数商品の購入を一度にまとめて決済できるのが同社の自動販売機の特徴です。また、大型モニターを活用したサイネージや高感度カメラやヒートマップ機能を内蔵させることで、リアルタイムでのマーケティング調査への活用も視野に入れています。カスタマイズしやすいUI・UXが提供可能な自動販売機を設置することで、人を介さない購入体験をユーザーに提供することを目指しています。

2020年にはラフォーレ原宿で化粧品の自動販売機を2週間設置したところ、SNSで話題となり、売上でも好結果を残しています。現在は国内の大手商業施設への導入推進と並行して、AIカメラ機能の拡充を進めています。


SPIDAR

ArachnoForce (アラクノフォース)はVR/ARにおける力覚(物体と接触した際に人間が感じる力感覚)を提示する技術開発に携わった経験を活かし、力覚提示デバイス「SPIDAR」(スパイダー)を開発する東京工業大学発スタートアップです。

力覚提示デバイスは30年以上前から製品化されているものの、操作部が重いことや動作方向に制限があること、ウェアラブルではないなどの制約があり、その普及は限定的です。

「SPIDAR」はワイヤ駆動方式を採用し、シンプルな機構とウェアラブルな形態にすることで、既存のデバイスにはなかったユーザー体験の提供を図っています。現在は据え置き型と、立って装着するウェアラブル型の2モデルを開発し、成長著しいVR市場への展開を目指しています。


Demo Dayは4月末

Batch 3のDemo Dayは2021年4月末を予定しています。今回紹介したスタートアップ4社やBatch 4の予定についてはHAX Tokyoオフィシャルウェブサイトからお気軽にお問い合わせください

SNSでもスタートアップ関連情報を紹介しています

Twitter: https://twitter.com/HaxTokyo
Facebook: https://fb.me/haxtokyo

HAX Tokyo オフィシャルウェブサイト https://www.hax.tokyo/

(取材・文:越智岳人


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HAX TokyoはSOSV、SCSK、住友商事の共同運営による、ハードウェアに特化したアクセラレータープログラムです。 シードステージのスタートアップの成長を加速する3ヶ月間のプログラムを提供しています。 https://www.hax.tokyo/