まこ/物流会社のチームリーダー

物流会社のヒト 39歳 10人チームのリーダー / チームビルディング・マネジメント・…

まこ/物流会社のチームリーダー

物流会社のヒト 39歳 10人チームのリーダー / チームビルディング・マネジメント・キャリア・働き方をテーマに日々の気づきを記録がてら不定期発信

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奉仕するリーダー

 こんにちは。私は普段地方の物流会社で働いてる39歳です。普段は20代が中心の14人チームのチームリーダーとして、お客様の要望(時に無茶なオーダー?)にこたえるべく日々奔走してます。 私が目指してるリーダースタイルは「奉仕するリーダー(サーバントリーダー)」です。 チームが高い成果を上げるためには高いチームワークが不可欠です。これをつくるため大切なのが「リーダーの求心力」。チームの方向性を決め、正しくメンバーを導く立場にあるリーダー。「このリーダーのいう事なら信じよう」と

    • 「リーダーがいなくても回るチーム」への違和感からチームづくりで大切だと思う点をちょっと深掘った

      仕事におけるチームのあるべき姿を語るとき、「リーダーがいなくても回るチーム」は理想のチーム像として良く挙げられます。私もこれはとても同意します。 リーダーへ過度に依存した状態は、リーダー不在時一気にチーム力低下を招きますし、「困ったら最後はリーダーが何とかしてくれる」の雰囲気をつくり、メンバーの主体性も生まれにくくなります。だからリーダーがいなくてもきちんとチームが機能する状態を作り上げる取り組みを平常時からする必要があるし、リーダーはそのための旗振り役として推進すべきだと

      • 他人事のとらえ方

        基本的に我々の身の回りに起こっている出来事の多くは他人事だ。 日々流れるニュースの多くは直接自分に関係しない他人事。また会社内で起こるいろんな出来事ですら、その多くは他人事。そして他人事が自分の環境、行動に直接影響を与える事は少ない。 しかしそんな他人事について話す人には2パターンいて、 この違いはなんなのだろうか? そんな事を思ってツイートした。 これについて考えたいと思う。 事例:Aさんがミスをしてトラブルを起こした この出来事に対し、トラブルとは関係のない隣

        • キャリアコンサルタント試験勉強で得たモノ

          こんにちは。まこです。今回は私がキャリアコンサルタント(以下キャリコン)の資格勉強を通じて得たモノを書きます。「キャリコンの試験には興味がある。でもキャリコンの試験を通じてどんな事が得られるのか?」と思っている方の背中を少しでも押せたら嬉しいです。 (※)前回記事で「キャリアコンサルタントを志した理由」を投稿しており、今回はその続編です。お時間ありましたら前回記事も合わせてお読みくださると、とても嬉しいです!(↓↓前回記事↓↓) 得たモノ① 傾聴スキル・マインド対人支援が

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        • エッセンシャル思考
          18本

        記事

          キャリアコンサルタントを志した理由

          こんにちは。まこです。地方物流会社所属の37歳です。リーマンショック直前の2008年に入社し、以来一社一筋の社会人人生。昨年8月にキャリアコンサルタント受験を決意。養成講座と試験勉強を経て今年4月に試験合格。5月に晴れて国家資格キャリアコンサルタントの登録をしました。 キャリコンというと、人材系の仕事をされてる方や人事部の方がキャリアアップとして取得するイメージが強く、私の通った養成講座でもそのような方が数名いました。しかし私のこれまでの経歴は8割が物流関係で2割が経営企画

          キャリアコンサルタントを志した理由

          学びが変えるもの

          今から14年前。就活の面接で受けた「学ぶ事は好きですか?」の質問が印象に残ってる。小さい頃から知識欲はあり、学ぶ事は嫌いではなかったが「好きか?」と言われると違和感があった。振り返ると学生時代の学びは受験・試験勉強対策以上の強い意味を見出せていなかった。試験で良い点をとるための勉強はどこか無味乾燥だった。 しかし今同じ質問を受けたら即答で「好きです」と言える。社会人になり14年経ち、何が変わったのか?それは「学ぶ事の意味づけ」が出来たからだ、と思っている。 学びは自分の周

          ミスを許す環境

          1月ほど前、Twitterでこのようにツイートした。普段40ー50いいね程度のわたしにしては反響が多く180いいね戴き、現在は固定ツイートとしている。 私はチームで働く事が好きだ。お互いの役割を理解し、一人ひとりがチームのために尽くした先に得られる一体感とパワー。そして一人では味わえない充実感。これらは何事にも変えがたい貴重な物だ。 そんなわたしがチームビルディングで最も大切にしたいのがミスを許す環境。こう思うに至ったのは、過去の心を壊しかけた経験がベースとなっている。

          "人を頼りづらい人”用発想の転換のススメ

          久しぶりのnote投稿となります。最近はTwitter熱が高く、noteがだいぶご無沙汰になってしまいましたが、これからは緩くでも良いのでちょっとずつ定期的にnote投稿もしていきたいと思います。 今週、わたしはTwitterで下記のようなツイートをしました。 相手の好意や思いやりは変に遠慮するよりも、気持ちよく受け取った方がいい という趣旨のツイートです。これについて少し詳しく解説したいと思います。 なぜ人の好意に”遠慮してしまう”のか?人の好意を素直に受けられず、変

          "人を頼りづらい人”用発想の転換のススメ

          「エッセンシャル思考」のリーダーシップ

          「より少なく、しかしより良く」の方針でチームを率いれば、 チームは大きく向上し、本当に意味ある事が達成できる 本書の最終章として書かれている事は、エッセンシャル思考を用いたリーダーシップの重要性についてです。 ◆チームの方針 「より少なく、しかしより良く」 ◆人材登用   「こだわり抜き、邪魔な人材は排除する」 ◆チームのコミュニケーション 「耳を傾け、本質を見抜く」 ◆部下育成  「小さな進歩を重ねているか、適切にチェックする」 など、チームを運営にあたって重要となる

          「エッセンシャル思考」のリーダーシップ

          「エッセンシャル思考」から学ぶ 〜未来〜

          「本当に重要なのは何か?」それ以外のことは、全部捨てていい この本では繰り返し繰り返し、「自分にとって大事なものを優先させる」「それ以外は捨てる」事の重要性を述べています。そこに書いてある事はおそらく誰もが理解できる事です。しかし理解する事の数倍重要なのは、これを実行する事です。 本書では、エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考の行動は同居すると述べています。誰もが両方の態度を取ると。ここで重要なのはどちらがメインのスタンスか、という事です。当然エッセンシャル思考をメイ

          「エッセンシャル思考」から学ぶ 〜未来〜

          「エッセンシャル思考」から学ぶ 〜集中〜

          「私たちの行動が何らかの力を持つのは、今ここにおいてだけなのだ」 昨日や明日の事ではなく、「今この瞬間」に何が大事かを考える事がとても重要です。「将来こうなりたい」「将来こうありたい」を描く事は素晴らしい事です。しかし「将来」は「今この瞬間」の先にあるものです。今この瞬間を大事にできないものが将来を大事にできるはずがない。だから今に集中しなければならないのです。 そして集中は「一つ」に絞らなければいけません。人は一度に一つのことしか「集中」できません。「今何をすべきか」だ

          「エッセンシャル思考」から学ぶ 〜集中〜

          「エッセンシャル思考」から学ぶ 〜習慣〜

          その場その場で似たような判断にエネルギーを費やすよりも、自動化できるところは自動化し、もっと有益なことに脳を使った方がいい 「習慣」は良くも悪くも多くのものをわたしたちにもたらします。習慣の力を「有益なもの」に使えば、われわれは大きな苦労をせず有益なものを手に入れる事ができます。その逆も然りです。「悪い習慣」は大きな損失をわれわれに与えます。 習慣とは「無意識の行動の集まり」です。何も考えずいるとそれを自然と行います。ならば有益なものに使いたい。と思うのは当然です。 で

          「エッセンシャル思考」から学ぶ 〜習慣〜

          「エッセンシャル思考」から学ぶ 〜前進〜

          「小さな達成を繰り返せば、目標までの道のりは楽しく、満足感に満ちたものとなる」 例えば自分を変えるため、何か行動を起こそうとする時、派手な目標を掲げてしまいたくなります。 TOEICで●●点(自分の実力と全く乖離した点)とる! twitterで何万人のフォロワーを目指す! 目標を立てる事自体は素晴らしい事です。問題は「立て方」です。最初から壮大な事、自分の実力に全く見合わない事をやろうとすると、ほぼ間違いなく途中でくじけます。 人間のモチベーションを最もつなぐのは「前

          「エッセンシャル思考」から学ぶ 〜前進〜

          「エッセンシャル思考」から学ぶ 〜削減〜

          皆さんのいる環境で、何か問題が起きた時、場当たり的に問題に対処する人を見かけませんでしょうか。「モグラ叩き」と表現しています。そしてわたしの経験上、モグラ叩きにより処置された問題は、高確率で再び現れます(大体は別の形で) 問題が起きた時、何が根本の原因となっているのか?これを考えられるか否かで仕事の生産性は圧倒的に差が出てきます。 ボトルネックを解消するとは、将来にかけて継続的に発生する問題を一気に解消する、ということを意味します。一方場当たり的対処は一見即対応している様に

          「エッセンシャル思考」から学ぶ 〜削減〜

          「エッセンシャル思考」から学ぶ 〜バッファ〜

          「確実に言えるのは、世の中に確実な事などないということだけだ。 だから、何が起こってもあわてないように、あらかじめ備えておいた方がいい」 上記本書からの引用がほぼ全てを語っています。世の中には確実な事は何一つなく、常に予測不可能、が現実です。その様な中で生きていくにあたって必要な考え方が、 備えあれば憂いなし というあまりにも有名なことわざです。常に最悪の事態を想定する事がいかに大切か。そして最悪な事態が起こったとしても対処できる様、心の余裕を持つ事が大切です。そして心

          「エッセンシャル思考」から学ぶ 〜バッファ〜

          「エッセンシャル思考」から学ぶ 〜線引き〜

          「はっきりとした線引きがなければ、 他人はどこまで踏み込んでいいかわからず、どんどん侵略してくる」 本書で繰り返し繰り返し述べられている事ですが、我々に与えられた時間は有限です。限られた時間はできるだけ自分のために使う事が望ましく、そのためには他人の干渉から一線を引く必要があります。 時々何でもかんでも他人の依頼を引き受ける人がいます。「他人の依頼も全てバリバリこなす事が仕事ができる人」「忙しくする事が良い事」という気持ちがあるのかもしれません。しかしそれは間違いです。無

          「エッセンシャル思考」から学ぶ 〜線引き〜