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【プロ直伝】厚切りパンでリッチな味わい! フレンチトーストのレシピ。バゲットでもおすすめ

ミルクと卵の風味とやさしい甘さが魅力のフレンチトースト。休日の朝食に楽しめば、手軽に幸せな気分になれるメニューです。フランスでは「パン・ペルデュ(=失われたパン)」といい、時間がたってかたくなってしまったパンを、卵や牛乳に浸すことで生き返らせるという意味合いから、その名がついています。

このフレンチトースト、ちょっとしたポイントをおさえるだけで、食パンにしっかり卵液を含ませることができ、まるでホテルで出てくるような、カリふわっとした食感とリッチな味わいが再現できるんです!

今回は、プロのフレンチトーストの作り方をご紹介。教えてくれるのは、フランスに滞在経験のある料理研究家の小島喜和さんです。

食パンとバゲット両方の作り方を解説しているので、最後までお見逃しなく!

#このレシピが好き

ポイント① 買った当日のパンではなく、買って翌日以降のパンを使うと卵液がしみ込みやすい!

記事の最初でも紹介した通り、そもそもフレンチトーストとは、フランスでは「パン・ペルデュ(=失われたパン)」といいます。時間がたってかたくなってしまったパンを、卵や牛乳に浸すことで生き返らせるという意味合いから、その名がついているそう。
そんな名前の由来通り、フレンチトーストは購入した当日のパンを使うより、翌日以降のパンを使った方が水分が抜けて乾燥している分、卵液をたくさん吸っておいしく作れるのです。さらに以下のポイントをおさえると、古いパンをよりおいしく復活させることができます!
ポイント② 食パンは厚切り(4枚切り)をチョイスし、カリふわ食感に!

プロの仕上がりを目指すなら、食パンは厚切りのものを使うのがおすすめ! 厚みがある分、外はカリッと、中はしっとりふわふわに仕上がり、食感のコントラストが楽しめます。もちろん、ない場合は薄切りの食パンでもおいしく作れます。
ポイント③ 卵液には生クリームを加えて、コクをプラス!

フレンチトーストというと卵と牛乳で作るのが一般的ですが、今回は、牛乳と乳脂肪分35%の生クリームを1:1の割合で使用。液体の半量を生クリームにすることで、コクが加わり、驚くほどリッチな味わいのフレンチトーストに仕上がります。
ポイント④ 前日の夜に仕込んで、翌日焼くのが簡単! 食パンを卵液に一晩浸せば、しっとりプリンのような仕上がりに

厚めの食パンを使う分、卵液に浸す時間は長めが基本。冷蔵庫で一晩おいて、食パンの中心までしっかり卵液を吸わせましょう。時間をかけることで、食パンに卵液がまんべんなく行き渡り、どこを食べてもしっとりプリンのような味わいが楽しめます。
一晩というと長いように感じますが、寝る前にささっと準備をしておけば、朝は焼くだけなので、とっても簡単!
一晩おく時間がない場合は、薄い食パンを使用して、卵液に浸す時間を10分ほどに短くする方法もありますが、やはり厚切りパンを一晩浸したほうが段違いのおいしさですよ!


【基本のレシピ】厚切り食パンで作るフレンチトースト

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