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ランチョ・ロス・アミーゴ


こんにちは。

今日は歩行の中でも基礎の「ランチョ・ロス・アミーゴ方式」についてお話していきます。

ランチョ・ロス・アミーゴ方式とは、ドイツの理学療法士のキルステンゲッツ・ノイマンが、歩行分析に関する世界最高峰の「ランチョ・ロス・アミーゴ・国立リハビリテーションセンター」で作成されたものです。

立脚相を5つの相、遊脚相を3つの相に分けることが出来ます。

各層において、各々が重要な役割を持ち、役割が達成されて歩行が成っていきます。これを「正常歩行」といいます。

歩行分析では、正常歩行で「各相で、各場面が役割を果たせているか」を基準として評価していきます。

役割や機能を果たせず、異なった状態でで歩行していると、効率よく歩くことが出来ているとは言えません。どの場面でどの相で逸脱しているのか比較することで判断します。

まずは正常歩行について理解・把握することが、歩行分析する第一歩となるかと思います。



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ランチョ・ロス・アミーゴ方式は、全部で8層でわけられます。

initial contact(イニシャルコンタクト)

loading response(ローディングレスポンス)

mid stance(ミッドスタンス)

terminal stance(ターミナルスタンス)

pre-swing(プレスウィング)

initial swing(イニシャルスウィング)

mid swing(ミッドスウィング)

terminal stance(ターミナルスウィング)

の8つになります。

次項ではイニシャルコンタクトから説明していけたらいいなと思います。


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