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文系未経験からデータサイエンティストに転職するまで

皆様、初めまして。
Hawaiiと申します(Twitter:@Hawaii07597403)。
自己紹介も兼ねて、文系未経験からデータサイエンティスト職(AIコンサルタント)になるまでの経緯を、この記事で紹介させていただきます。

1.自己紹介

四年制の私立大学(MARCH)を卒業。
大学時代は会計学を専攻していました。
(統計は、基礎科目で学んだはずですがほぼ記憶にない状態です。。
プログラミングは全くの未経験です)

新卒で大手企業に入社。
そこでは大規模組織(数百~2,000人)のマネジメントを7年程行っていました。ハードな仕事でしたが、充実した社会人生活でした。

2.なぜ転職したのか?

結論から先に申し上げますと、「データサイエンティストという職自体にどうしてもなりたかった」わけではありません

私の人生の目標として、「まだ見たことがない景色を切り開き続けたい(要は新しいことに挑戦し続けたい)」という想いがあります。
そのための手段として、「需要がある/どこででも働けるような仕事の選択肢を増やす」ことが非常に重要だと考えていました。

その背景から、データサイエンティストという職で自分の市場価値やスキルを向上していけばこの目的が達成しやすいと考え、転職を決意しました。

3.統計の勉強開始(2018年12月~2019年1月)

実は、この時期はまだデータサイエンティストという言葉自体知らず、
勉強を始めたきっかけは仕事でした。
当時急に上司から呼び出され、「〇〇のプロジェクトリーダーをしてほしい」と言われました。

今までその仕事はミスがあったらとりあえずダブルチェック・・という、
正直場当たり的な対応の積み重ねで、現場にノウハウが積みあがっていない状態でした。
常々、「もっと根拠に基づいた施策の検討や検証をしないといけない」と思っていて、プロジェクトのリーダーに任命されたことがきっかけで本腰を入れようと決意しました。

その時に、「なんか統計って聞いたことがあるな・・」と思い、当時
会社でお知らせがよく回っていたudemyという学習コンテントサイトを
検索したことが全ての始まりです。

そこで統計の面白さの沼にはまり、年末年始の休みは1日12時間くらいudemyで勉強していました・・(笑)。

4.プログラミングの勉強開始(2019年1月~2019年4月)


当時プログラミングという存在をあまり知らなかったのですが、
先ほどの統計の勉強を進める中で「この動画を見た人はこんな動画も見ています」というお勧めに、Pythonの講座が表示されました

Pythonってなに・・?そもそも何て読むの・・?と思いながらクリックし、
どうやらプログラミングの一種であることを知りました

Google検索で「プログラミング できること」と調べたのを今でも覚えています。

よくわからないけどなんか面白そうと思い、Pythonの動画も試しに1つ購入してみました。
そこでPythonの面白さにまたはまりこれができるようになったら実務のこれもあれも自動でできるようになるかも!とわくわくしながら勉強をしました

5.機械学習の勉強開始(2019年5月~2019年8月)

Pythonの勉強を進める中で、ついに機械学習と出会います。
機械学習という言葉はこの時初めて聞き、またもGoogle検索で「機械学習 できること」と調べました。

そこで、機械学習が使えるようになったら今の仕事の一番の課題だったことが解決に近づけられるかも・・・!と感じました。あの時の興奮・わくわくした想いは今でも忘れられません

ということでudemyの講座を新たに購入し勉強しましたが、割とすぐに「これは独学では限界がある」と感じました
もちろんudemy単体でも十分独学可能だと思ったのですが、当時の私の本来の目的はプロジェクトリーダーをしていた実務に生かすことであって、ある程度の結果を今年度に出したいと思うと、悠長に勉強している時間がありませんでした

そこで、時間はお金で買うしかないと考え、オンラインプログラミングスクールに6月~8月の2か月間通いました
そこでは週2回のマンツーマンメンタリングがあり、PythonとAIのコースを受講していましたが、カリキュラムは早々に終わらせて、よく実務の相談をしていました(本当はよくないかもですが)。

6.機械学習を実務に応用(2019年8月~9月)

多少高額でしたがスクールに通って本当に良かったと思っています。
現実の実務データをPythonで加工し、分類モデルを実際にいくつか作り、
上司にレビューしてみました。

当時の職場にAIや機械学習に詳しい人がほぼいなかったので、「なんだそれ」で終わる可能性もあると思い緊張してレビューしましたがすごく受け入れてもらえて、「課としてこのAIの取り組みを推進していってよい」というお墨付きをもらうことができました。

以降は、現業に加えてPythonや機械学習の勉強を業務中にする許可もいただけて、大変でしたが本当に自分の人生の転機を自分の力で作り出すことができたと思い、私にとっては大切な成功体験になりました。

この経験から、次第に冒頭の自分の目標(需要がある/選択肢を広げられる仕事)を達成するために「データサイエンティストになりたい」と考えるようになり、転職活動を開始します。

7.転職活動の開始(2019年9月~2019年11月)

さすがに全くの未経験、しかも文系だったので簡単ではないと思いました。
世の中に企業は無数にあるので、私が転職する上で重視したのはエージェントです

自分が後悔しないためにも、エージェントの観点として「AI業界に詳しいか」「誠実であるか」を非常に重視しました

このエージェント選びにかなり時間を使い、最終的にはすごく信頼がおけると考えた1名のエージェントの方と対話を続け、私にあっていると考えてくださった2社を受験しました。

結果として1社から内定を頂き、転職を決意しました。

8.なぜAIコンサルタントなのか

AIコンサルタントとして転職しましたが、その理由は「エンジニアよりもビジネス寄りの方が自分の力を生かしやすい」「今後はビジネス寄りのAI人材の需要がより高まる」と考えたからです。

私はもくもくとコードを書くよりも、誰かや何かのために課題を一緒に考え、解決することにモチベーションが上がるので、自分にとっては最適な選択だったと思います。

9.転職して1か月たってみて

この記事を書いているのが2020年5月なので転職してちょうど1か月です。
まだまだ覚えることが大量にありますが、1つ確実に言えることは、「文系で全くの未経験でも、前職の経験は存分に生かせる」ということです。

データサイエンティストは名前はかなり敷居が高い印象を受けますが、結局は1つの職種にすぎません。

データサイエンスの知識さえあればいいかというとそんなことはなく、人としての最低限のマナーやビジネススキルは必須です。

私は前職でここの力をつけてきたので、逆に言うと知識さえつければ、データサイエンティストとして十分に活躍していける人材になれるのではと思い、今は将来に対してわくわくした気持ちでいっぱいです

10.結び

今回の記事が、少しでもデータサイエンティスト職を目指す方の参考になりますと幸いです。
今後は私が文系未経験からどのような学習をしてきたのか等を記事にしていきたいと思っております。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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